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「こ、これは!あの憎たらしい小僧をまるで圧縮したような…」
「はいはい…その憎たらしい小僧です」
「ちっ!やはり貴様か…」
外見だけではなく僕に対しての態度も変わってない。
「元気そうで何よりです」
「あ?たった今元気じゃなくなった!」
「そ、そうですか…それはご愁傷様です」
「あの時…あのチビの邪魔が入らなかったら私の手で貴様の首を…クヘェェ!」
僕を威嚇しているレイラをいきなり現れた何者かが斬撃のような鋭い回し蹴りで蹴り飛ばした
「ハァルトォチャァん!」
「あ、あれ?ラズリックさん!」
「本当に転生したのね!良かった良かった!」
「し、心配かけてすみません…ラズリックさん」
「おい…ラズリック!君は呼んでないが?」
「ルナ様、ここは私に任せてティルナノークへ…」
「ん?やはり…天界もハルトの事を気付いたのか?」
「はい?こんな派手な飛空挺を乗ってアルケーミュスの空に飛んでいたら天界どころか邪神界や冥界まで知れ渡りますよ?」
「だ、だよね……」
ラズリックさんの言う通り…こんな得体知れない物が飛んでいたら注目されるのは当たり前だった。




