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もうレガリス大陸を抜いてあと4時間ほどでティルナノークに着きそうだ。


「ハルト君!私も操縦したい!」


「ダメだよ…」


「なんでだよ!」


この人にハンドルを握らせたら大惨事になるとレーシングゲームをやってた時…僕はそう確信した。


オーバースピードはもちろん逆走…進路を邪魔する車には平然とぶつけるクレージードライバーだ。


この空の上では事故の心配はないが…相手はルル姉だ。


何が起きるかわからん…油断は禁物である。


「ハルト君…緊張してる?」


「あはは…ルル姉にはバレバレだったね」


「もうやると決めたなら緊張しても仕方ないだろ?」


「相手はあのカオス様だよ?その図太い神経が羨ましいよ」


「な!失礼しちゃうわね…もうやると決めたならやるしかないだろ?」


「う、うん」


「大丈夫…ハルト君ならきっとうまくいくさ!君は一人ではない」


「そうだね…そうだったね!ありがとう…ルル姉」


「うん」


いつも一人で背負い込む僕の癖をルル姉は知っている…僕は一人ではないと言ってくれたおかげで緊張は解れた。


結果がどうなるか悩んで、心配する事はやめて今僕が出来る事を最大に引き出す事に専念すると決めてティルナノークに向かった。


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