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「ハルトぼっちゃま…この荷物で最後です」


「お疲れ様…セシル、ミーシャ」


「…」


「…」


「二人共…どうしたの?」


「……い、いえ」


「……なんでもないです」


二人もジズに乗るのが不安か少し緊張しているようで、ゆっくり飛んでもらうから空からの景色を見ながら行くと二人もきっと楽しい観光気分になると安心させた。


その時…何者が僕の後ろに立っている事に気付いた。


普通ならこの家に着く前にナイア兄さんに感知されるが僕の後ろに来てまで誰も気づかなかった。

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