表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1441/1571

9

今思えばその懐かしい感じとは…元の世界でルル姉に出会ってからずっと…僕を見ていた目だった。


当時には気づかなかったが…アルケーミュスに来てからルル姉は僕の世界にいた時から性格がどんどん変わっていた。


いや…変わった訳ではない。


「ルル姉…」


「ん?失礼だわ…私はルカよ?」


「僕を助けてくれた時のルル姉は…貴女でしたね?」


「……ハルト…君」


「やっと僕の名を呼んでくれましたね」


彼女は目を閉じたまま黙って涙を流して…その沈黙と涙を見た僕は確信した。


そう…性格が変わった訳ではなくルル姉とルカは僕を同時に見て感じて接していた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ