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様々な国ができた人間は自分達の国より発展した国を恐れ、警戒し国境を引いた。


これで人間は広い大地の移動の自由を自ら捨てる事までなって、繋がりを絶った国々はお互い疑心暗鬼になった。


指導者は国を守るとの名目で多数の為に個人の意志と自由の制限を強いて理想や野望の為に人々を戦争に利用して大事な命の使い方の自由まで投げ出す事になり…それを繰り返してきた。


身を守る為に集まってできた国と指導者の目的は本末転倒になっている。


僕が思った事を言うと彼女は頭を頷きまた理の話を続けた。


「我々も理も国という存在を否定してないわ…それにもはや下界は人間が主導権を握り動かしている事まで暗黙の了解までしている」


「なら…何故そんなに人間を警戒して、これから僕は理と戦わないといけないか…それがわかりません」


「その理由は二つ…まず一つは人の種は生態系に全く必要がない存在でありながらどの種より繁栄している事よ」


「その言い方だと人の種は生態系の一部ではない歪な存在であるとしか聞こえますが…」

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