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29話
理は神々に代わって全ての世界を維持し調整するシステム…そんなモノと僕はそんなモノとこれから戦い勝ってなければいけない。
「きっと今まで戦ってきた相手より手強いわよ？」
「うぅぅ…もうちょっと理の事を詳しく教えて頂きたいですが…」
「どうしようかな…」
「それで貸し借りなしで…」
「あら…そんなのでいいの？私に契約させてこの戦いを有利にする事も出来るのよ？」
その話しは喉から手が出るほど魅力的ではあるが…今までその特殊な業によって契約に縛られて辛い事を強いてられていた彼女を考えると気が乗らなかった。
それに彼女が力を使うほどルル姉の体に負担がかかる事を知った僕はその選択を選ぶはずがないと彼女も知っているはずだ。
