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「我々は…世界を構成の為にカオスの始という業によって必然で生まれた存在」
「ではカオス様って…」
「そう…カオスは世界そのモノ、そして…世界の維持する際…偶然と必然によってティアマトが具現化し、生命の起源を生み出した」
「では…ティアマト様はカオス様と全く別ルーツを持って生まれた事てすか!」
「そうよ…しかし、ティアマトによって世界の中から生の概念が生まれたせいでカオスは死の概念も作らないといけなくなった」
「死の概念?まさか!カオス様は始の業ともう一つの業を?」
「感のいい子ね…そうよ、カオスは終の業まで司る存在…その業から生まれたのが冥幽エレボスよ」
「うへぇ…」
「世界そのモノであるカオスは世界を終わらせる権限がある」
カオスの事を知れば知るほど怖く感じて…アザトスの野望がどれほど無謀だったか改めて実感した。




