表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1427/1571

10

「私の顔に何か付いている?」


「い、いや…同じ顔でもやはり別人だなと思って…」


「うふふ…同然だが、そう認識してくれるのは嬉しいよ」


「先の答えですが…僕が感じた事をそのまま言っただけなので…すみません」


「いや…正解だわ…君の考え通りよ、我々は世界の一部であるだけよ」


「世界の一部…」


「君が言った通り…カオスを見れば分かるように彼女はグロスと出会うまで形を得てもその姿を見せた事もなく宇宙の果てでこの世界を見守るだけだった」


「はい…グロスの記憶にもありました」


原始の神々の事はあまりも断片的でその名や存在すら知られてない者も多い。


自分の業の都合で下界に繋がりを持つしかないティアマトすらナンムに引きこもって扉を硬く閉じ閉まり…アプスも表に出る事を頑なに嫌がっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ