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「これから君は見えない敵と戦う事になるわよ?」
「見えない敵…?どいう事ですか?」
「まず…君は神っと言う存在をどう認識しているの?」
「えっ?と、唐突な質問で返事に困りますが…」
「ただ…君の考えを聞きたいだけよ」
「そうですね…失礼ながら僕は神様って崇める者ではないんじゃないかと…」
「へぇ…その根拠は?」
「その根拠は……カオス様です」
「ぷっ!なるほど、カオスね…ぷふふ」
僕の答えを聞いた彼女の笑う顔は同じ顔でもルル姉とは違う雰囲気で大人の女性って感じがした。




