1425/1571
8
彼女はその話しはあまり触れて欲しくない表情していて僕もその話しはこれ以上聞かない事にした。
聞かなくても不変不死の神が次々と彼女の力と業を受け継いで来た事は…それほど心身に負担が多いんじゃないかと推測して…これからルル姉に頼る事は控えるようにすると決めた。
「しかし…君は本当に飽きずにまた他人の事に首を突っ込むのね」
「はぅ…」
「ねぇ…やめるつもりはない?」
「ありません」
「顔に似合わないほど頑固だね…今君がやってる事がどれほど危険な事か自覚はある?」
「……そ、そんなにやばい事ですか?」
「本当に何も知らないんだね」
「す、すみません」
破壊の女神は心配そうな表情で僕を見つめたあと口を開けた。




