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17話 その16


ひょっとして、ルル姉の加護の効果?


それなら納得がいく…。


僕はイビルゲートに潜る度…強くなる感じがして…ゲームみたいにレベルシステムでもあるのかと思って双子やギルドのみんなに聞いてみた。


すると…腕がいい治療師がいる神殿に紹介状を書いてあげるからそこに通う事を勧められた。


つまり馬鹿にされた訳よ。


この世界にはレベルアップみたいなシステムはない…なら思い当たるのはルル姉の加護しかない。


どんだけ凄い加護なんだ?本当に助かったけど…ちょっと重いな。


ならば…いける!今がチャンスだ。


「リガール!しばらくそのまま維持して!」


リガールを放して僕は全力を振り絞った三連撃を主に向けて繰り出した。


「いくぜ!クイル兄直伝!空斬落突!」


主の突進攻撃を紙一枚のギリギリの距離で回避して…拳に最大の魔力を込めた強力なカウンター攻撃をやつのアゴに打ち込んだ。


パッカン!


「キィィッ!」


会心のカウンター攻撃を食らった主は空中に飛ばされて…次の攻撃のためにそこに飛び込んだがカウンター攻撃が強力過ぎて僕のジャンプでは届かなかった!


「リリヤ!」


「はい! 吹き上がって風の踊りよ!」


リリヤの風を乗って空中に追いつき、腰と肩に力を込めて主に胸を狙って剣を振り下ろした。


「せーーーの!!うりゃ!」


カぁぁぁぁン!!!


脳が揺れるほど大きい金属の衝撃音と共に主は地面に激突した。


「終わりだぁぁぁぁ!」


地面に埋もれて動けない主の核を狙って僕の最大の力と空中から落ちる力を加えて剣を突き刺した。


キッンーーーーー!


剣の先端が核が当たって鋭い音が広がった。


パッシャーッ!


核は衝撃に耐え切れず割れて…ボスは動く気配がない。

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