表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

109/1571

14話 その9

使徒?なんだ?聞いた事あるような…。


「あっ!レイラさんの事か?」


「銀翼のレイラ様をご存知ですか?私達翼人の憧れです!!」


へぇ!あの目つき悪いお姉さん…有名人なんだ。


「ラネース!口を慎め!発言の許しが出てません!お許しを…お許しを」


イッセリナ司祭長はラネースを怒鳴りつけた。


なに?…使徒ってそんな凄い者なの?


神の器はその使徒か、その神に認めた者以外は触れる事すら出来ない…普通の人間が触れると天罰が下されると聞いた。


.

.

.

.

.

破壊の女神の聖地で相変わらずラズリックはハルトのストーキングに熱心だった。


「キタキタキタキタキタキタ!!!ハルトちゃん!予想より早くやってくれたよ!」


「柱が立ったのは喜ばしい…これで主様のシモベ達も胸を張れるだろ…」


レイラは嬉しくて口かニヤけた。


「そんな事はどうでもよくってよ!!」


「ん?何の事だ?ラズリック?」


「うふふ~ルンルン♪♪♪」


ラズリックは鏡を見ながら服装と髪…身だしなみを整えていた。


「おいおい…何やってる?」


「愛しきのハルトちゃんに逢いに行くに決まってるじゃない♪♪」


「なっ!まぁ…2000年ぶりに柱が立った…祝いの為に大神殿に降りる事なら…主神様も何も言わないと思うが…」


「あら?そんな事どうでもいいと言ったはずよ~ルンルン♪」


「……まじあの坊やに逢いに行くだけ?」


「まぁそれが本命だけど後今後のことも兼ねてね~♪♪」


「………そうか」


「全ての準備は整ったわ…チェックメイトよ!ふふふ」


ラズリックは怖いほど冷たい表情で笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ