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14話 その3
初めて亜人と出会ってテンションが上がり過ぎたな…不覚!
「こんなに沢山買って頂いでよろしいですか?」
「いやいや!怪我させたお詫びで受け取って下さい」
「ポーションでもう治ってますが…?」
あっ!……そうだった。
舞い上がって忘れてた…なんかいい言い訳をしないと…。
「あー!痛い思いさせた!そのお詫びで!」
「た、助かります…有難う御座います」
よぉし!僕、天才!
僕は彼女の羽に興味深々で触りたい衝動に駆られた。
そんな僕が気になった見たいで彼女は質問して来た。
「あの、亜人…嫌いではないですか?」
亜人って嫌われてるの?
「あの?亜人ってケモノ耳とか尻尾とか生えてます?」
「はい…種族に寄りますが生えてます…」
……キタコレ!
「………そ、そ、そんなモフモフステキな方々を嫌いになるなんて!そんな人!人間やめたほうがいいですよ!信じられない!」
心を込めて熱く、チカラ強く!既に人間辞めた、いや、やめさせられた者が語り始めた。




