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Study:7-B「ハチャメチャなアホウサギ」

《あはは、ごめんってば!》


《ぶぅ~!》


 頬を盛大に膨らませて怒っているんだよ、とアピールする芹那に少女は人差し指を彼女の頬にツンと突っついて言った。


《久しぶり~芹那のパンパンに膨らんだ頬袋! 昔はこうやって突っついて遊んでたんだけどね~》


《私のをつつかなくても既に立派な丸くて大きな袋を二個も自分に着けてるじゃん!》


《やんっ! 何それ、セクハラ~。芹那ってばその年でいやらしいわね~、このこの~》


《べ、別にや、やらしくなんかないもん! 元からだもん!》


 少女に肘でつつかれ思わずやけくそになった芹那は声をあげてそう叫んだ。しかし、それがむしろ自らの墓穴を掘ることになってしまった。


《へ~、昔からいやらしい子だったんだ~! 私ショックだなぁ~》


《あ、あうぅ~》


 さすがにこれ以上は巻き返せないと断念した芹那は嘆息してその場にペタンと座り込んでしまった。


――□■□――


――あり? 僕何やってんだ? そうだ、確か芹那の家に入って芹那が使う事になるであろう風呂場を探そうとして……そんで、鼻歌が聞こえてきたからそっちに行ってみたら見事どんぴしゃりで風呂場があって、そこの窓開けたら豊満な胸をお持ちの栗毛髪の美少女がいて……水浴びをしていて……そんで、あり? そっからどうなったんだっけ? あれ、その子、どんな顔してたっけ? 確か……。



 そう言って俺は目が覚めた。霞む視界。やけに目の前が暗い。後頭部が硬いのはどうやら地面に横たわっているからのようだ。徐々に視界が晴れ、その暗がりの原因が明らかとなる。


《あ、起きたみたいね。おはよ、覗き魔くん?》


《うわぁああああああ!》


 俺は慌てて仰向けになったままゴキブリの様に地面を這って後方へと下がった。


《あっはははは、芹那に似て君も随分と面白いんだね》


 腹を抱えて笑い目尻の涙を拭うその美少女には見覚えがある。そう、気絶している最中に見た桃源郷らしき世界での出会い――って、違う! これは現実――リアルだ! てことは、目の前にいるこの美少女は本物!? ま、まさかついに俺は念願の夢を成就できるのか!?

 しかし、現実はそう甘くはない。


《どうして僕の名前を?》


その質問に美少女は少し意外そうな表情を浮かべて俺に言った。


《へぇ、意外にも分からないんだね。あんまり、似てないのかな?》


《似てる? 一体何の話だ?》


《私の名前は『二詠(ふたよみ) 玲那(れいな)』。芹那のお姉ちゃんよ》


《え? ええええええええええええええええええッ!? せ、芹那の姉貴!? う、嘘だろ!? そんな、……だって――ハッ、そういえばあの時――》


 そこで咄嗟に俺はとあることを思い出した。時間は少し前に遡るが、確かにあの時もうひとり娘がいて、その子は外に出ていると言っていたのだ。なるほど、その娘が玲那……お姉さんだったのか。にしても、妹と違って随分とまぁけしからんお胸を――へっへっへ。


《ち、ちょっと何人の胸ジロジロ見てるの? や、止めて!》


《ムッ! お姉ちゃんには手を出させないよ?》


 そう言って俺と玲那お姉さんの間に割って入ったのは芹那だった。


《へっへっへ、いいのか? 僕はその人の胸をわしわしするまで止まらないぜ? 何ならお前のそのぺったんこな胸も揉みしだいて大きくしてやろうか?》


《なっ! だ、誰がぺったんこよ! それと、お前を蝋人形にしてやろうか? みたいなフレーズで言わないで! この、アホウサギ!》


《あ、アホウサギ?》


 この時、俺は初めて芹那にこう呼ばれたのである。これが彼女からアホウサギと呼ばれ始めた最初の原点……。


《ぷぷっ、あ、アホウサギだって! あははははは! 何それすごくウケるんだけど! ぷはははは!ねぇねぇ、芹那! どういう経緯でそんなあだ名をつけたの?》


 玲那さんが腹を抱えて笑いながら必死に呼吸を整えようとしながら妹に尋ねる。すると、言った本人も少々恥ずかしそうにしながら言った。


《バカみたいなことばっかり言ってるし、アホみたいな顔してるし……名前が一兎でウサギって入ってるから……アホウサギって》


《ぷぷっ、面白い! 面白いよ、芹那! 今日はあんたのおかげですごく楽しい一日になりそうだわ、ありがとう!》


 何故かお礼を言われている芹那に俺は疑問符を浮かべているが、それどころじゃない。なんだよ、アホウサギって思いっきり馬鹿にされてんじゃんか! これじゃあ俺の面目丸つぶれだ! 何とかして前言撤回してもらわないと。


《ふぅ、あ~すごく笑っちゃったわ。まぁ、それはそれとして……で? どうしてアホウサギくんはあそこにいたの?》


《え? いや、あの僕アホウサギじゃないんだけど?》


 自身を指差し俺は訂正を求める。しかし、玲那お姉さんはそんなことガン無視で俺に問い詰める。


《ねえ、どうなの?》


《そ、それは……鼻歌が聞こえたから》


 その一言に急に玲那お姉さんが黙り込んだ。何かまずいことでも言ったのだろうか? ふと芹那の方を向けば、彼女もどこか浮かない顔をしていた。これは確実に地雷を踏んだと思った。

 次に玲那お姉さんから発せられた言葉はこれだった。


《鼻歌……ねえ、それどこから聞いてた?》


《え? 多分、最初からだと思うけど……》


 特にごまかす必要もなさそうに感じた俺は当初素直にそう言った。今を思えば少し後悔している。


《そう……。ますますそれは許しちゃおけなくなっちゃったね~》


 急に声音を変えて顔の影を濃くする玲那お姉さんに付近にいた芹那が反応する。


《お、お姉ちゃん! さすがのアホウサギでもあの技だけはかけちゃダメだよ!》


《ふふっ、もう変態くんでも友達は友達ってことか……。しょうがないんだから、芹那は。でも、けじめはつけておかないといけないのよ! さぁ、これからあなたに二者択一で質問するわ。どちらかに答えて! ズバリ、あなたは私の裸を見たの? 見なかったの? どっちなの?》


《……え?》


 俺は思わず時間が止まったのかと思ってしまった。理由は単純。まさか質問される内容がこんなものだとは思わなかったのだ。まさに意表を突かれたと言っていいだろう。やっぱり嫁に行く前の女の子なんだから見ず知らずの異性の人に裸を見られたとあってはお嫁に行けないというのだろう。しかし、俺が答えるのは無論こちらの選択肢だ。


《もちろん――見てません!》


《うん、嘘ね》


《うえぇぇぇええええぇええええッ!? ど、どどどどうして? ほんとに見てないんだって!》


 まさか疑われてるのかと思った俺は必死に弁解する。しかし、玲那お姉さんは腕組をしてこう言う。


《ええ、犯人に限って自分はやってないって主張したがるのよ! だからあなたは見たの! そうに違いないわ。それに、私のこのナイスバディーを見たから鼻血を出して気絶したんでしょ?》


《は、鼻血?》


 そういえば結局どうして気絶していたのか理由が分かっていなかった。それがここに来て明らかとなった。よもやの鼻血でダウン。くっ、自他共に認める変態が情けない。もっとしっかり修練を積まねばッ!


《こら、人が喋ってる時に何ブツブツ独り言呟いてるの?》


 頭を片手で鷲掴みにされグイッと強制的に玲那お姉さんの視線に合わせられる。そこで俺は改めて思った。栗毛髪にその悩ましげなボディ。年齢はまだ聞いていないが大学生か既に社会人であろうか? にしては若いような……まぁ芹那もそうだが、この家系は童顔らしいからな……。それの影響かもしれない。しかし、それはそれとして何よりもこのバスタオル一枚の格好というのはどうなのだろうか? 俺はまだ完全なる変態になりきれていないからまだ安全だろうが、真の変態を前にしてこんな襲ってくださいと言わんばかりの格好をしていたら絶対に危ないのではないだろうか?


《あ、あの……顔が近いんだけど?》


《ふえっ!? ご、ごめん――って何で私が謝らないといけないのよーっ!!》


グググッ!


《イデデデデデデッ! 痛い痛い痛いぃぃぃッ! こめかみに指が食い込むぅ~ッ! 死ぬってこれ!》


《あっ、思わず力が……》


 俺の悲鳴を聞いて慌てて手の力を抜く玲那お姉さん。しかし、一体何なんだこの訳のわからん馬鹿力は!?


《お姉ちゃん……だから言ったのに。空手習ってたんだから力を無闇に開放したらダメだよ!》


《あはは、ごめんごめん。つい……ね?》


 絶対にわざとだ、と内心で思いつつも本心は語らない。当たり前だ、変態といえど命は惜しい。そうなると、当たり前の選択であった。


《ったく、何なんだよ~。ただ裸を見ただけなのに……》


《……? ん? 今なんて言った?》


《し、しまった! い、いやその……裸を見たって言っても下半身までは見えてないよ? それに胸だって横髪で上手くガードされてたっていうか……》


《ていうことは、ガードされてなかったら見えてたってことよね?》


 確認事項のためかそう質問してくる玲那お姉さんに俺は不安の衝動に駆られながらもコクリと頷いた。何というか逆らえない雰囲気ムンムンだったのだ。そんな状態で反抗などすれば俺の命は風前の灯だっただろう。


《そういうことになる……かな~》


 人ごとの様に言う俺に玲那お姉さんはプルプルと体を震わせた。顔を俯かせる彼女はどことなくその体の表面に邪悪なオーラをまとっている様に見えた。ボキボキと指の関節を鳴らしながらこちらに一歩ずつ歩み寄ってくる玲那お姉さん。


《ち、ちょっとちょっとちょっと! 勘弁してくださいよ、姉御~! ほんの出来心っていうか、不運な事故っていうか――》


《ピクッ……不運ですって?》


《いや、むしろ眼福でしたけどもッ!》


《やっぱり見てたんじゃないっ!》


 一歩前に進む足音が強まる。やばい、威力が増した気がする。このままじゃ俺、この齢で死ぬことに!? いかん、それだけは何としてでも阻止せねばッ!

 俺はてんで使い物にならない脳みそをフル回転させて試行錯誤した。その結果幾つか案が思い浮かんだが、挑戦しようと言う気は然程起きなかった。どうしてもそのリスクに足がすくんでしまうのだ。当たり前だ、目の前にいるのが襲ってしまいたくなるような美少女であることは間違いない。間違いないが――それでも命を賭してまでの相手ではない。俺が求めるのはもっとたかみの存在なのだと……そう俺は自分に言い聞かせていた。そうすることで、自身の精神力を高めるのだ。


《絶対に許さないんだから! 覚悟なさいっ!》


 ブンッ! と、指をピンと伸ばして手を刀の様な形にして俺の顔面に向かってその腕を振るう玲那お姉さん。が、ここで安々やられる俺ではない。すかさず俺は彼女の腕を白羽取りした。片膝をつき、体の軸を合わせて変な部分に一点に体重が加わらないように注意しながらそれを受け止める。何とか玲那お姉さんの腕は俺の眼前の数ミリ手前で止まっていた。


《ふぅ、何とか無事に助かった》


 心の中で安堵する俺。しかし、油断したのも束の間、俺が気を緩めたのを瞬時に見抜いた玲那お姉さんはググッと腕に力を入れてそのまま俺の白羽取りを押切り、俺の眉間に彼女の手首がクリティカルヒットした。


《ぐわぁッ!》


 俺はそのまま体勢を崩して後ろに尻餅を付く形となった。手を地面についてイタタタと腰をさすっていると、笑い声が聞こえてきたためふと上を見上げた。


《ふふふっ、油断したわね変態ウサギくん?》


《だから、僕の名前は一兎であって変態ウサギとかじゃないって!》


《変態にちゃんとした名前で呼ぶ必要なんてないんじゃないかしら? それに、本来なら警察に通報物よ? 芹那の初めての友達第一号くんだから通報しないであげてるんだから芹那にむしろ感謝しなさい》


 その言葉に俺は疑問を抱いた。初めての友達……。確かにこちらに越してきてからの初めての友達だというのなら話は分かる。だが、玲那お姉さんのこの物言いはまるで、ホントに俺が初めての友達であるかのように聞こえた。


《はぁ……。でも、そもそも言い訳がましいけど何で窓に鍵かけてないんだよ! 普通かけてるんじゃないの? 防犯上さ!》


《うっかりしてたんだから仕方ないでしょ? それと、一応年上なんだから敬語で話しなさい!》


《うぇ~敬語なんてメンドくさい……》


《何ですって?》


《わかりましたわかりました! 敬語で話せばいいんですよね?》


《そうよ!》


 腰に手を当てそう頷く玲那お姉さん。ちょっとした動作でも揺れるその豊満な胸にさっきから目が釘付けになるが、そうしていると必ず彼女にまたホールドか何かされそうなので煩悩を脳内から払拭して賢者モードになる。


《それで……話を戻すけど、結局あなたは何がしたかったの?》


《え? だから、桃源郷を発見しようと……》


《桃源郷……ねぇ~。ふぅ~ん、そんなものが私達の家にあるのかしら?》


 少々呆れた表情で俺に尋ねる玲那お姉さんに、俺は是非もないと口調をやや早めて答えた。


《もちろんですよ! 僕にとっての桃源郷! それはまさしく女の子の入浴している風呂場! そう、そここそ男にとっての桃源郷! パラダイスなんですよ!》


《でも、きみは私がここの家にいる事知らなかったんだよね? だとしたら、きみの目的って――》


 最後まで言う前に俺が開口一番に言った。


《無論、芹那の産まれたままの姿を脳内メモリーに保存するためですッ!》


 握りこぶしを作ってガッツポーズをキメ、もう片方の手で敬礼のポーズを取る俺にあっけらかんとする芹那と玲那お姉さん。しかし、次の瞬間、芹那からは悲鳴が、玲那お姉さからは笑い声が飛び交った。


《いやああああ! 大声で何てこと言うの、この変態アホウサギ!》


《あははは、いやぁ……素直すぎるのも考えものだわ。でも、結構ウケるかも! うふふ》


 二人のリアクションを見ながら俺はさらに続けた。


《だって考えてもみてくださいよ、芹那のこのボディ》


《ひっ!?》


 小さく悲鳴をあげて自身の発展途上の体を細く白い腕で覆い隠す芹那。だが、俺のおしゃべりな口は留まる事を知らない。


《今は確かにこんなにペッタンコですが、小学五年の時には必ずや玲那お姉さんに負けないくらいの豊満な胸を所有することになるでしょう!》


《へぇ……随分と興味深い事を言うじゃない。それ……本当なのかしら?》


《はい、間違いありません!》


 ニヤニヤと悪質な笑みを浮かべて俺は答えた。すると、玲那お姉さんが腕組をしてその上に胸を乗せるようにして言った。


《私だってこの胸は中学一年の時くらいに大きくなりはじめたのよ? それなのに、今はこんなまな板胸な芹那が小五で私に負けないくらいの胸を得られるかしら?》


《俺の目に狂いはありません! 俺は今までこの目で何人もの女性のお胸を拝見し、研究に研究を重ねてきたんです! その胸を見れば何時、如何なる時に胸が大きくなるかも一目瞭然なのです!》


 その俺の熱い語に、既に芹那は顔を真っ赤にして目尻に涙を浮かべてその場にしゃがみこみ、今にも殴りかかって来そうな表情で俺を睨みつけていた。

 が、その一方で姉である玲那お姉さんは明らかに俺に興味津々な様子である。


《それじゃあさ、賭けてみない?》


《賭け……?》


《そう、賭け。小学五年になるまでに芹那が私と同じくらいの胸を得たら変態ウサギくんの勝ち……。もしも得られなかったら私の勝ち……どう?》


 まるで、俺を挑発するかのようなその妖艶な笑みに、俺は当時彼女に大人っぽい魅力を感じた。まだ中学三年生だというのに、不思議な感覚である。


《勝ったら何をしてくれるんですか?》


《そうね~。じゃあ、私の胸……好きにしていいわよ?》


《す、好きにしていい!? そ、そんな……いいんですか?》


 俺は顔を真っ赤にして興奮しているのが相手に嫌でも理解されるくらい鼻息を荒くして訊く。


《ええ。揉むなり撮るなり弄るなり好きにしていいわ!》


《ホントですね? 後悔しないですね? 小五の時に後悔しても遅いですよ?》


《しないわ! 第一、そんなことありえるはずないもの。占いめいているけど、そんなことぜーったいにありえないっ!》


 はっきりとそう言い切る玲那お姉さん。俺はさらに続ける。


《では、僕が負けたら何を?》


《え? う~ん、そうねぇ~。芹那の犬になってもらおうかしら?》


《犬……ですか?》


《そう、下僕って意味ね》


 なるほど、確かにそれは俺も負けてられない。しかし、逆に裏を返せば毎日毎日俺は芹那に会うことが出来、おまけに、


《このウスノロ! ちゃんと働きなさい!》《何やってるの? ほんっと使えない駄犬ね! そんな子にはお仕置きよ!》《ほら、足をお舐めエロ犬!》


 などと罵倒されるのだろうか? それはそれで、へっへっへ。おっと、それよりも今はこっちのほうが気になる。


《何で芹那なんですか? お姉さんじゃなく》


《え? う~ん、芹那の大事な友達を取る訳にはいかないでしょ? それに私も友達づきあいとかあっ

て忙しいし……。芹那のおもちゃになってあげてよ》


 満面の笑みでそう言う玲那お姉さん。確かに一見傍から見れば妹思いのいい姉に見えるかもしれない。だが、ここで一度思い返して頂きたい。この人は妹のためならばその妹の友達第一号をあろうことか下僕として扱う気なのだ。ガクブル、ああ、ありがたい――もとい、恐ろしい! しかし、あの胸を好きに扱っていいとは、これは願ってもない幸運である。


《わかりました、その賭け、乗りますッ!》


 こうして俺と玲那お姉さんの賭けが始まった。芹那にとってはマイナスの事でしかないが、付き合ってもらうしかない。

 そんなこんなで俺は芹那が小学五年生になるまでの間の三年間、耐えに耐え抜き、妄想し妄想に耽った。あの胸を、玲那お姉さんの胸を弄り回せる! しかも、あんな美少女の!

さらにいえば、三年後ということは玲那お姉さんは高校三年生! 熟しに熟している絶好の期間! ああ、神様! ありがとうございますありがとうございます!

 いるかも分からない煩悩の神様を崇め奉り、俺は三年の時を過ごした……。

というわけで、アンチスタディの門構一兎と、二詠芹那の過去編です。まぁ、姉の玲那も登場しますが……。見ての通り、六歳の時から既に変態の称号を得ていた一兎。この時にもうアホウサギだの変態ウサギだの呼ばれてたわけです。

今回は二つある過去編の内の一つを載せているので結構話長めです。現在の話はまた次の機会となるので、今回の話は全部で三部構成になってます。

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