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彼の者の残影を識る  作者: 忍龍
■永く待ち侘びし雪融けの刹那よ...
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雑多諸々

■形態

 人類はほぼ獣人と言って過言ではないがその度合いによって呼称が異なる、呼称は三つ

 ルルヴィス:耳と尾だけは獣であるもののほぼ人型

 アヴァニス:人型のようであるものの全身毛皮で覆われ、獣の頭部を保つ獣人型

 ヴォルシス:人と獣人の部位が混在する混在型、一番多く見られる


 手先の器用さなどはこのあたりから影響される部分も大きい

 人の姿あるいは獣の姿に近い程、己の力や生命力のコントロールが上手いとされる

 その為、所謂魔力を操る者はルルヴィスとアヴァニスに比較的多く見られる

 ルルヴィスとアヴァニスは特権階級的な意識が強い者が多い



■子供

 女神が存在した頃には生まれていたが現在は一切生まれてはこない

 子供は空から大きな泡のようなものに包まれて降りてくる


 引き取りについては、地方では相談によって譲り合い

 都市部では一度 施設に集められ、厳正な審査の元で引き取られていく


 また自力での繁殖が可能だった当時、異なる種の獣人同士では子供はでき難かった

 稀に生まれても片親のみの獣性を受け継ぐので、そういう面では混血とはいえない



■衣服

 フリーサイズもあるが、それ以上にオーダーメイドが普及している

 身体のどの部分が獣で、どの部分が人かにもよる

 フリーサイズでは合わない場合も多々ある

 サイズは直して合わせる場合や、完全オーダーメイドでデザインを似せる

 客からのオリジナルデザイン、お任せもあり

 ルルヴィスやアヴァニスは均整のとれた身体が自慢、露出の激しい衣服を好む傾向にある



■義肢

 耳や尾、手足などを欠損した者のためのもの、技師によって義肢の性能の落差は激しい

 魔術により擬似神経を繋ぎ、本来の欠損部相当の働きをしてくれる

 日常生活においては不便は無いと言っても過言ではない

 あくまでも日常生活において、なので 乱暴な使用(戦う等)には向かない

 乱暴な使用用途を目的とした場合、並みの技師では日常生活に馴染むデザインでは難しい



■食事

 食材は多少違えど日本食(日本人好み改造済み多国籍料理)が普及している

 ナイフ フォーク スプーンと並んで箸の利用が一般的

 肉食系獣人と草食系獣人で好みの食べ物が違う、家畜を食べても共食感覚はない

 食堂では食器は持ち込みの場合が多い、借りることもできるが鉄製の鋳物が多い

 頑丈であるため獣人たちが使っても壊れにくい

 陶器やガラスは壊れやすいので高級品、木製もあまり頑丈ではない


■闘技会

 肉食種の闘争本能を満たす為のもので各地で頻繁に催されている

 殺戮の快感は得られないが勝利の満足感を得ることはできる

 女神の手前、相手を殺せば反則負けとなる

 闘技会は一大興業でもある、大会に参加する者や観客が金を落としていく

 賭博や屋台、夜店、武器防具、宿屋、食堂、様々な潤いがある


■お金

 丈夫さを優先するので貨幣が主、四角いタブレットのようなお金、小切手も存在する

 クレジットカードなどを半分にしたくらいの縦横サイズで5ミリ厚程を想像するといい

 紙幣は破損しやすいのであまり流通していない

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