表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

カエデのもえもえきゅん

カエデ──通称「めーぷる」は、今日もメイド服に袖を通した。

正式にバイトとして店に入るのは二回目。

仕事自体は完璧だ。注文もドリンクも、そしてカードバトルも――すべてスムーズにこなせる。


だが、問題はそこじゃない。


「めーぷるちゃん、もえもえきゅんお願いします!」


その声に、カエデは耳まで真っ赤になる。

体は正確に動き、注文もカードバトルも完璧にこなす――でも、恥ずかしさに胸が高鳴る。


そんな中、カードバトルを挑む常連が現れる。

「今日も勝負だ、めーぷるちゃん!」


カエデは少し緊張しつつも、デッキを展開。

手元のカードを正確に操り、見事に相手を圧倒する。

バトルが終わると、常連は拍手しながら微笑んだ。

「すごい……やっぱり上手だね!」


これをきっかけに、少しずつ常連客が増え、応援してくれるお客さんも現れる。

カードバトルを見に来たり、声をかけてくれたり、差し入れをくれる人までいる。


やがて店長が冗談半分に言った。

「これはグッズ化もできるかもな……アクスタとかどうだ?」


数週間後、**カエデのアクスタが完成**。

常連の人たちが嬉しそうに購入しているのを見たカエデは、思わず赤面する。

その子はバイトに入るたび必ず応援してくれ、カードバトルの勝負を楽しみに来てくれるようになった。


カエデはまだ自覚していない――だが確かに、**自分を推してくれるファンができている**のだった。


恥ずかしさと戦略、そして応援してくれるファンの存在を感じながら、メイドレイナー・カエデは、新しい日常に少しずつ慣れていく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ