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魂回収官のお仕事  作者: 奏麻島
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不死の王 メロヴィランド・ユグノワール

「今回はUG‐2000宇宙のシルマ星で発生した不死の王、メロヴィランド・ユグノワールです。」


 悪霊共か、相性がいいし今回は楽勝だな。


「発見は?」


「されていますが、脅威度の測定はされていません。」


「なるほど、じゃあさっさと行って倒しますか。」





________________________________________________

…シルマ星


 向こうにある洞窟の中から悪霊の気配がする。


 洞窟の周りの森は、長い間人の手が入っていないのか、かなり荒れている。湿度は高く、薄暗い。おまけに、悪霊が溢れかえっている。実体が無いのが殆どだから、人間は気付かないだろうが。


 人間にも見えるゾンビ、屍鬼、スケルトン、レイスなんかは適当に浄化して、魂を異空間に放り込んでいく。



 洞窟内に入ると、既に倒された悪霊たちの残骸が散乱していた。大方、冒険者のような者たちが侵入しているのだろう。めんどくさい。





 倒されていた悪霊たちの魂を浄化、回収しながら下の方に向かって行くと、不死の王と人間が戦っていた。

 剣士と魔法使いが戦っているが、戦士と僧侶、弓使いは倒れている。死んではいないようだ。



 魔法使いが魔力切れで倒れ、弾幕が途切れた次の瞬間には、剣士も気絶させられていた。触れられて、生命力を吸収されたのだろう。


 これで、戦闘を見られる心配がなくなった。念には念を入れて、転移で森の外まで飛ばしたが。



 光魔法に神聖魔法を乗せて、乱射する。

 不死の王も負けじと闇魔法を放って来るが、相性が悪く練度も低いその魔法は、私に着弾する前にかき消される。


 そうして一方的に削り浄化し続けると、およそ数分もたたない内に倒し、魂を浄化できた。



________________________________________________

…天界


 光の柱に魂を突っ込み、悪霊の報告を終えた。


「なんか最近悪霊多くない?」


「まあ、天使不足ですしね。管理しきれないんでしょう。」


「それは、分かるけどさぁ。こっちに皺寄せが来るのは違くない?部署的にも。いや、仕事としては楽だけどね?」


「天使にとっては、地獄の方が天国かもしれないですね。」


 そうかも、向こうが管理してるのって魔力だけだから、そこまで仕事が多くないって言ってたなぁ。






残りノルマ 通常業務 10  ペナルティー 0

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