不死の王 メロヴィランド・ユグノワール
「今回はUG‐2000宇宙のシルマ星で発生した不死の王、メロヴィランド・ユグノワールです。」
悪霊共か、相性がいいし今回は楽勝だな。
「発見は?」
「されていますが、脅威度の測定はされていません。」
「なるほど、じゃあさっさと行って倒しますか。」
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…シルマ星
向こうにある洞窟の中から悪霊の気配がする。
洞窟の周りの森は、長い間人の手が入っていないのか、かなり荒れている。湿度は高く、薄暗い。おまけに、悪霊が溢れかえっている。実体が無いのが殆どだから、人間は気付かないだろうが。
人間にも見えるゾンビ、屍鬼、スケルトン、レイスなんかは適当に浄化して、魂を異空間に放り込んでいく。
洞窟内に入ると、既に倒された悪霊たちの残骸が散乱していた。大方、冒険者のような者たちが侵入しているのだろう。めんどくさい。
倒されていた悪霊たちの魂を浄化、回収しながら下の方に向かって行くと、不死の王と人間が戦っていた。
剣士と魔法使いが戦っているが、戦士と僧侶、弓使いは倒れている。死んではいないようだ。
魔法使いが魔力切れで倒れ、弾幕が途切れた次の瞬間には、剣士も気絶させられていた。触れられて、生命力を吸収されたのだろう。
これで、戦闘を見られる心配がなくなった。念には念を入れて、転移で森の外まで飛ばしたが。
光魔法に神聖魔法を乗せて、乱射する。
不死の王も負けじと闇魔法を放って来るが、相性が悪く練度も低いその魔法は、私に着弾する前にかき消される。
そうして一方的に削り浄化し続けると、およそ数分もたたない内に倒し、魂を浄化できた。
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…天界
光の柱に魂を突っ込み、悪霊の報告を終えた。
「なんか最近悪霊多くない?」
「まあ、天使不足ですしね。管理しきれないんでしょう。」
「それは、分かるけどさぁ。こっちに皺寄せが来るのは違くない?部署的にも。いや、仕事としては楽だけどね?」
「天使にとっては、地獄の方が天国かもしれないですね。」
そうかも、向こうが管理してるのって魔力だけだから、そこまで仕事が多くないって言ってたなぁ。
残りノルマ 通常業務 10 ペナルティー 0




