教皇 ノエル=アントワーヌ•ド•ベジャール
「今回は、VO-3018宇宙のドムカ星の神聖教教皇、ノエル=アントワーヌ•ド•ベジャールです。」
神託で終わりにできるじゃん、今回は楽そう。
「ただ、こいつ神のことを信じていないんですよ。上層部の腐敗はかなり進んでいます。」
ああ、そう簡単にはいかないのね。
まあでも、宗教が絡むとかなり動きやすいからね。何たって天使だし。
魔神教団とか精霊信仰とかは、まあ、ちょっと、あれだけど。
「腐って無さそうな派閥はある?」
「一応、幾つかピックアップしておきました。」
流石、有能精霊だね。
えっと、どれどれ。
・急進派 神聖教以外の宗教は存在してはならず、全ての人間は神聖教を信ずるべし。操り易くはありそう。
・聖女派 神々によって遣わされた聖女様は、現人神に等しい存在であり、教皇や国王に傅くなどもっての外である。即刻聖女の下に降り、聖女を信じよ。さすれば未来永劫の繁栄が約束されるであろう。うん、宗教を私物化しようとするなよ。操りにくそう。
・改革派 現在、上層部は腐敗しており、地方やスラム街には我等が神の威光が届いておらず、飢えや病に苦しむ人々が増えてきている。また、孤児院の運営も健全とは言えず、常にその日の食糧にも困り、また、子供をドライブとして売り出している所も有るという。この状況を打破するためには、体制を抜本的に変える必要がある。この中では一番まとも。
・神論派 急進派の中でも特に過激。急進派の中にいるが、殆ど別の組織と化している。信ずるものには神の加護を、そうでないものには罰を。武力を持って障害を廃し、遍く者に神の加護を。ヤベーやつらじゃん。
神論派を含む急進派と改革派を協力させるか?
「神論派と急進派、改革派のトップに神託を下す。」
「協力して上層部を入れ替えろという内容で宜しいですか?」
「ああ。」
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・・・ドムカ星
こっちは幾らか暗躍しますか。
部屋からは、不正の証拠が出るわ出るわ。
横領、賄賂、脱税に密売の手助けまで。
証拠をコピーして、本物を持っていく。
あとは、邪魔してきそうな聖女派の不正も調べておくか。
以外にも、聖女はちゃんと聖女してた。
ただ、周りの人間が色々やっていた。
どうもこいつらは現上層部に弾かれた者達のようだ。反吐が出るね、どっちにも。
リリに神託で、不正の証拠を持っている者が現れると言ってもらい、すんなりと証拠を渡すことができた。
現在、私は川の上流にいる。
川に毒を混ぜているのだ。毒と言っても致死性は全くなく、一定量摂取すれば頭痛、発熱、関節痛、吐き気などの症状が出る。もう一度言うが致死性は全くない。子供や老人には発症しない。
王都に戻って2日経った頃、大量の解毒薬を改革派達の下に届ける。早すぎるってちょっと疑われた。事実からは少し、目を背けようと思う。
1週間もすれば、国全体に薬が行き渡り、毒に侵された全ての人から、症状が取り除かれた。
持病や重い病気を患っていた人、新しい傷から古い傷、果ては不治の病や体の欠損まで全て治ったと、国中の人々がこの奇跡に沸いた。
これにより、革新派の発言力は高まった。
逆に、教会の腐敗によって病が発生したのではないかと革新派が追求したことで、上層部の力は下がっていった。
その後神託を下したり、暗躍し続けること一ヶ月。
改革派の提出した不正の証拠により、国から捜査が入り、教皇派、聖女派は解体され、上層部には改革派達が多く登用されるだろう。
教皇は即日処刑され、王都の広場に設置された。
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・・・天界
光の柱に魂を突っ込む。
「はぁ、長かった。」
「久しぶりですね、こんなに長いの。私も疲れました。」
あんたずっと天界にいたでしょーが。
残りノルマ 通常業務 10 ペナルティー 1




