表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】巻き込まれ転生者は不運なだけでは終われない【5巻制作・コミカライズ化決定!】  作者: 雪菊
15章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

540/549

24.優先度の違い


 聖騎士カロルを筆頭に、相談しながら進んでいく。

 機械系の魔物がいるダンジョンなのだろうか、と思っていたハロルドたちの想定を裏切って、蠍の魔物や鷲に蛇、鰐までいるようだった。



「壁ごと破壊して進んだ方が早いんじゃねぇのか?」



 ロナルドの言葉に、「そんなことができるの?」とハロルドは素直に疑問をぶつけた。



「試したことはねぇけど、見た感じだと割と古い材質だ。可能性はあるんじゃねぇか?」


「ゴールまでの道が短くなるなら、確かに悪い話じゃないと思うんだけどハルはどう思う?」


「古いなら次は天井とかが落ちてくる心配をしないといけないんじゃないかな。とはいえ、結界を貼って守りを固めつつ、リリィに助けて貰えばなんとかいけるかも」



 さっさと帰りたいという考えから、ロナルドの案に乗ってしまいたい気分になっている二人をよそに、シャルロットが「それで不測の事態があった場合、対処ができない可能性があります」と諫めた。

 その言葉を聞いたアーロンは「まぁ、簡単にはいかねぇよなー」と溜息を吐いた。



「じゃ、流石に安全性は捨てられねーし、きっちり踏破しようぜ」


「俺たちは生きて元気に帰ることができればそれだけで満点だからね」



 切り替えが早い。

 そんな二人にシャルロットとヴィクトリアは安心していた。



「あの二人は追い込まれなくては危険行動をしないので、助かりますね」


「あちらは大変なようですけどー」



 ロナルドは蛇の魔物にキレながらどんどん先に進んでしまう。カロルが止めても「魔物?俺が殺せばいいだろーが」と自身が「こちらの方が早い」と判断したルートを選ぶ。

 タイプが全く違う。



「どっちが早いと思う?」


「知らね。まぁ、地図に載ってる道は覚えてるし、競争気分で楽なルート進んでみようぜ」


「そうだね」



 流石のフォルツァート教の者たちも、これには少しばかりハロルドたちの警護の方を羨ましげに見つめていた。

 しかし、疎まれているのも理解はしているので、ロナルドについていく。ハロルドたちに助けてもらえる可能性が低いことを自覚もしていた。



「アーロン!こっちから肉の匂いがする!!」


「スノウ、それさっき罠だっただろうが」



 涎を垂らしたスノウを抱き上げたアーロンは溜息を吐いた。

 お犬様はかなり自由だった。

いつも読んで頂き、ありがとうございます。


【お知らせ】

続刊、コミカライズが決まりました!!

いつもありがとうございます!


最新4巻は1月25日発売いたしました。

WEB版より3万字程加筆しております。


挿絵(By みてみん)


コミカライズに関しましては、情報解禁許可が出次第、またお知らせさせてください。


現在、1〜3巻も好評発売中です。こちらもよろしくお願いいたします。

挿絵(By みてみん)


4巻店舗特典はこちら↓

OVERLAP STORE様

書き下ろしSSペーパー『黒猫と王女様』&イラストカード

全国の特約店様

書き下ろしSSペーパー『苦労神と苦労人』


これも応援していただきました皆様のおかげです。引き続き、本作をよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ