とびらをあける
いきぐるしくて
ねむれないとき
しにたいとき
せかいからきえたいとき
とびらをさがしている
さまよいながら
いきるための
なにかのかてを
いつもさがしている
きずついて
くるしみながら
いつまでも
さがしつづける
つかれ
ちにふして
やっとたちあがり
またさがす
くりかえし
またくりかえし
さがして
さがしつづけて
あきらめかけたころ
やっとみつけた
いきるいみを
とびらをみつける
わずかにこどうする
むねにやどるきもち
とびらをあける
そして
扉の先
目の前に広がった美しい景色
目を見開いて素晴らしい光景を眺める
生きている意味
生きる世界を今見つけ出した
高鳴りゆく想い
駆け出したくなる
はやる思いをぐっと抑えて
美しき夢の世界へ
これから住む楽園へと
しっかりと
一歩を踏み出す
私が望んでやまなかった
私だけの
夢の楽園へと
扉を開けて
未知の世界への道のりを
いま歩き出す
私が生きる
その世界へ
-蛇足です あるいは、あとがきのようなものです-
以前に書いた拙作の詩、
獏 ―目覚め―というタイトルの前日譚のような詩になりました。
出会った時の、ときめく想いと期待。
そして、
去りゆく時の悲しさ、寂寥感。
でも、また来るという希望は忘れない。
そんな形に物語は進んでゆくのでしょう。
演出、書き方としては、以前に書いた拙作、
しろくそまるせかいの、詩の逆の書き方になっております。←しろくそまるせかいは、最後に雪の中の白さのイメージで、ひらがなだけの書き方で雪の白さを意識しましたが、
今回は、色のない世界の味気なさを演出してみたくて、ひらがなだけの言葉から始めました。
後半は漢字とテンポを速く書くことで、世界の鮮やかさを意識したつもりでしたが、
よくみるとテンポや流れは、前回書いた、あいするものとの詩とあんまり変わりませんね(苦笑)
ちょっと勉強不足です( ̄▽ ̄;)
夢食って生きられたら良いと思いますよ。本当に。←前の獏の時にも思ったことです。