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異世界にきた…らしい

どうもこんにちわ。

さくさく2話をゆるーく更新しました。


自分の頭の中では楽しい物語が一杯なのです。

なんか白い光に包まれた。


そんで目を開けたらなんか草原にいた。


当たり一面草原。そう、草原。


………………。


夢か?

なんかヒップドロップテキなのやって気絶しちゃった?


それとも全部夢?



ボケーーーっとしていると、横からポンポンと肩を叩かれた。


そう、俺の横にはなんかいた。


周りを見渡しながら、視界に入っても特に見ないようにしていた。


だってもう死んだふりとかしようにも遅いんだもん……。



だってさ。


隣に………。


なんかヤバそうなやつがいるんだもん!!!!




なにこいつ!!

なんなの!??


なんで俺の隣にいんの!???

なんでそんなに眉毛太いの??!!!

なんでそんなドヤ顔してんの?!!!

ねぇなんで?!!!



頭の中は半分パニックだ。


なんか得体の知れない二足歩行のよくわからんのが2体いる。


一方は茶色い毛皮で覆われていて、あれは何?まさかの獣耳??

そしてクルンとした尻尾。


いやいや、それよりもそのズボンどうなってんの??!


もう一方も獣耳で白と茶色の交ざった毛皮で覆われている。


こっちもよくわからんけど尻尾がある。




んーーー。

なんだろ。


なんか悪いもんでも食ったっけ?


未だにぼーっとしている俺を前に、真正面から向き合う2体。


正直目を逸らしたい。

でもなんか、オスっぽいやつの眼力が強すぎて目が離せん、、、。



「どうしたのだ、我が主よ」

オスっぽいのが太い声でわけわかめなことを話す。

「どこか身体を痛めたのかしら?」

メスっぽいのが上品に掌を頬につけて喋る。


んー、なに?

今日なんかのコスプレの大会かなんかだっけ?


「あ、大丈夫…です。それにしても、なんか……す、すごいですね!その身体!」


オスっぽい方はドヤ顔をしている。


メスっぽい方はなんか後ろをむいでモジモジしている。



なんなんだこれは…わけがわからん



「あ、、、あのぅ、、、」

小さい声で後ろから話しかけてくる少女がいた。


「…ぇ?」


そう、それは紛れもなく、どこかで見た記憶のある服装と顔。

第一印象は可愛らしい顔だ、である。


なんて見とれていると、思いっきり柔らかい何かで頭を叩かれた。



「ジロジロ見すぎですよ!全くもう、いつも若い女の人間が通るとそうやってジーーっと見つめるんですから!」

可愛らしい声でメスっぽい何かが俺の頭を肉球らしき部分で殴ってきた。


痛くはない、だがしかし、、、、なかなか良いものじゃないか。もっとだ!もっとやってくれ!!


……言っておく、俺はMじゃない。



「あ、あのぅ。わかりますか?言葉とか…」

白い女の子が恐る恐る聞いてくる。


「あー、うん。わかるよ。え?なに、さっきのはやっぱりあれなの?なんかコスプレパーティーの演出なの??」

とぼけたように笑って言ってみるものの、女の子の顔は暗い。


「あなたは…私を助けてくださいました。感謝…しています。」


助けた?

なんのことだ??


「助けたというわけじゃないんだけど…」

ゴミは捨てなきゃ程度だったとはなんか言えない。


とはいえこれは夢じゃないのか?

なんだか妙にリアルだ。

変なのはいるし、この女の子のこともあるし、よくわからんが夢ではないようだ。


だったら何がどうなってるんだろうか、


さっきまで散歩してたゴンとモモはどこへ行ったのだろうか。

2匹のことが心配だ、あの子達が来てから毎日が楽しかった。



「なぁ主よ!この娘を助けてやるんだろ?」

オスっぽい何かが女の子をみて言う


「助けるも何も、何から助けるって言うんだ?というかお前はなんなんだよさっきから。主って…」

よくわからん上によくわからんのがいるから余計によくわからん。


「もしや主は私達のことがわからないのでは…?」

メスっぽいのが心底心配そうにこちらを見る。


「んな!まさか!!!記憶喪失ってやつか!!」

オスっぽい方がなんかわざとらしくギョェッて顔をする


「いやいや、だれだよ。俺の身内にお前らみたいなのはいないんだが…」


「……………。小っ恥ずかしいが自己紹介といくか」

オスっぽい方が頭をボリボリかきながら言う。


「俺の名はゴン。主に仕えると一生を捧げている!毎日散歩楽しいぜ!」

「私の名前はモモ。貴方様のお側にいることこそが幸せ。どうか末永く…」


ゴンにモモって……どっかから俺の個人情報流れてんの?

新手のドッキリか!?



…………………………………………。


と思ってそれから30分。


酷いプライバシーの侵害を受けた。


俺の日常を赤裸々に喋りやがる。

俺の趣味!俺の夢!俺の独り言!俺の青春とストレス解消とその他諸々の生理現象的なやつまで!



ほらみて!!

女の子はすでに顔が赤いよ!

さっきまで暗そうな顔してた女の子がもうあれだよ!元気だよもう!!!!


俺の顔はもう真っ青だよ!!!!!

てめぇらいい加減!!下の話はやめんかーーーい!!!


誰がこんなこと予想できんだよ!!!



自分家の犬が喋って二足歩行してやたらゴツいのと可愛いのになるなんて!!!



また早いうちに書いていこうと思っています。

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