自分勝手な愛
私の好きだったあなたは、私を好きだったあなた
私を好きだったあなたは、話が好きだったあなた
話が好きだったあなたは、なにもかもなくした私
あなたは前を向くけれど、私の好きはもう終わり
何も残せない無残なのに、それでも世界は生きる
私の世界はそれでもある、もう何もかもないのに
なんで、なんでなんでと、言葉はかんたんなのに
そこにあるはずのこころ、どこかで死んでしまう
嫌で嫌で仕方が無いのに、それを受け入れている
何もかもなくしてしまえ、そこに心があるのなら
私が生きるせかいの中で、どうか生きる糧となれ
全てを恨んでもいいから、どうか生きる糧となれ