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受付嬢の顔採用
神様「ようこそ、異世界転生受付窓口です~。」
アーリー「えっ?神社の境内じゃない!ワープしてきたの?」
レイト「ここは、異世界なんですか?」
神様「いえ、ここはあなた達がいた世界と異世界を結ぶワームホールに存在しています~。」
アーリー「あなたは神様ですか?」
神様「神の定義にもよりますが、私達のような存在を神と呼ぶ方々もいますね~。」
アーリー「跪いて、頭を下げるべきでしょうか?」
神様「いえ、畏まる必要はありません。本業はここの受付嬢ですから、あなた達はお客様です~。」
レイト「すごい美人ですけど。受付嬢だからですか?」
神様「外見の美醜が、採用基準にあるとは聞いています~。」
レイト「僕達、異世界に転生させてもらえるんですか?」
神様「もちろん!そのためにここにお連れしたんですから~。では早速、異世界転生の受付を始めます~。」