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君が筋肉モリモリマッチョマンの変態だったなら
アーリー「じゃあ、2.召喚前世界からの銃砲刀剣類・弾薬召喚魔法は?剣と魔法の世界に近代兵器持ってきて無双する話、結構あるんじゃない?」
レイト「確かに、異世界の科学技術の水準や一般的な魔法の威力や精度によっては、他を圧倒出来るかもしれない。」
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アーリー「じゃあなんで選ばないのよ!」
レイト「必要な知識も技術もないからだよ。僕もアーリーも、映画やテレビで銃撃シーンを見たことある程度でしょ。銃弾の装填の仕方も、標的の狙い方も、安全装置のかけ方も、メンテナンスの仕方も何も知らない。銃の暴発や味方への誤射で死にたくないからね。」
アーリー「確かに、異世界には教えてくれるインストラクターもいないものね。」
レイト「こういう能力は、ハワイで親父に教わった高校生探偵とか、元海兵隊のコックとか、筋肉モリモリマッチョマンの変態が使ってこそ真価を発揮するんだよ。」




