春の詩
やはり、春になると気持ちが浮き立って、いろんなことが浮かんできます。
「春の雨を呼ぶ声」
雨の降っている日
彼はなぜか雨は降っていないと
主張する
寝床の中で肩まで布団をかけている
彼は自分の眼が充血してないと
主張する
外は雨を呼ぶ春の声はしていない
そう彼は主張する
なにぶんそれは家の外
夜も更けて
鍵がみんな掛けてある
外へ確かめに行くには
手間が掛かり過ぎるんだ
彼は自分の眼が赤くないことを
どうしてわかったか教えてくれた
それは外は晴れて
星が見えたからなんだそうだ
なにせ彼は私にとって友なので
彼の主張は尊重するんだ
やはり外は雨だと思うけど・・・
それに風も混じってる
明日朝早く外に出て
地面が濡れているかどうか
こっそり見に行くことにする
彼には結果は教えてあげないことにする
彼の自信を壊すといけないから
なにせ彼は私にとって友なので
「美しい自然の中で想うこと」
心の中を告白しよう
受け止めておくれ
答えておくれ
いくら寂しく思っても
誰も何もできやしないさ
私の心は満たされることはない
誰が何をしようとくれようと
私を理解してくれなくちゃ
理解してくれる人はいないのか
どんなに春が、夏が来ようと
心の寂しさは消えない
私は上辺だけは嫌なんだ
言葉だけの、そんなものは嫌なんだ
あとの残る寂しさが
とても堪らない
何もしないで
ぼっとしているのが一番なのか
それとも美しい景色の中で静かに暮らす
それが理想?
ああ、そうだ
すべきことをやっていくんだね
それ以外は何もない
生きることは単純だ
毎日の繰り返し
ただ淡々と繰り返す
でもそれが生きていると言えるかい
誰か確信の持てる人はいないかい
こんな答えで満足しているのかい
自然の中に答えはあるのかい
「まだ冬?」
渡り鳥も
シベリアに帰るのを
忘れてる
水の鋭い青さは
冬の瞳の輝きなのか
「深呼吸したくなる」
遠くの過ぎゆく電車の音が
冷たく澄んだ空気を伝える
さらに遠くの波の音が
胸にしみる大気を震わす
何故か知らないけれど
胸の中の奥底に
押し寄せてくるものがある
冷たい空気があまりに清浄
そのためか
この頃、私は何を思ってたくさんの詩を書いていたのでししょうか。たぶん、春だっていうことに素直に反応してるんでしょうけど。でも、この多さはなんなんでしょうか・・・まだ続きます。