心がどこかへ落ちていく
第二詩集になります。って、なればいいな?ってのが本当のところです。まだ、どんなことになるのか、正直解っておりません。大きな訂正が入るかもしれません、それまでは、そんなこんなで、ごゆっくりお楽しみ?くださいませ。
「心の深いところ」
心の深いところに、なお面影は
悲しみと同じ声ない力により
体を震わせる
朽ち果てた残る心に
ただ木で作られた意志の姿
あまりにも大きな爪痕
悪魔のようなこの爪に
生きた人形の心は凍り付く
地にあるものは一瞬にして時が止まり
悲しみは快楽と手を結べない
なぜか心の深いところに残る面影
手に持ち足に運ばれるその視線
毛髪に吊るされた金属球は
その冷たい声
その冷たい力により
心の中身は殺されてしまったのか
過去に存在した
その白き光を求めていた
心はひとり歌っていたが
汚れた布によって
ぬぐい清めようとしても
木によりできた意志の姿は見えない
体は悪魔に炎で焼かれ
黒き声を上げ、沼の中に立ち続けている
泥の上に浮かんだ草は
想いを映し
淡い光を悪魔に見据えられ
感嘆と意志を捕らえられた
生きる屍よりさらに乾く
私の意志の芯を
凍らせてしまえ
凍らせてしまえ
心の深き、深きところのなお深きところを
さらにさらに冷たく凍らせる
輝く白い光の
なにより曇った顔の中の瞳により
時の流れを止めてしまえ
さらに沼の泥を体にあびて
悪魔の臭き声を浴びて
屍の沐浴の残りを浴びて
心の暗がりを冷やしてしまえ
木によりできた意志の姿
さらさら流れる砂の川
血によって染まってしまった
赤黒い私の心
さらさら流れる砂の川
押されて流れて消えてしまえ
凍らせよ
凍らせよ
さらに冷たき何もない
白い光の中の朽ちた心
細い針金に絡まってしまった
悲しみという
悲しみという
この声
「繰り返す夢」
ただ、ただ死の影の中に
生への光を見つけようと
自分の存在と
自分の資格と
自分の本能的な何者かと
相談して
喧嘩別れして
世の中はおかしいのですか
自分はおかしいのですか
何か大きなものを・・・
何か大きなものを失ってしまったのですか
空っぽな心の中で
騒がしい
ただただ死の影の中に
さらに死の影を求めて
さらにその死の先を見る
暗く密やかな生そのもの
光の屈折の境に渦巻く
生と、死の混沌を見て
美しい生を夢見ている
永遠の生と
永遠の死と
相談して
喧嘩別れして
はー、とんでもないことにならなければいいんですけど。ぐずぐずと言葉ばかりが多いのは、こんなことでいいのでしょうか。私にはわかりませんが、こんなんを私は書いていました。これ、続きます・・・