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あーかい部! 27話② 性癖

ここは県内でも有名な部活動強豪校、私立池図女学院。


そんな学院の会議室、現場……いや、部室棟の片隅で日々事件は起こる。



3度の飯より官能小説!池図女学院1年、赤井ひいろ!


趣味はケータイ小説、特筆事項特になし!

同じく1年、青野あさぎ!


面白そうだからなんとなく加入!同じく1年、黄山きはだ!


独り身万歳!自由を謳歌!養護教諭2年生(?)、白久澄河(しろひさすみか)



そんなうら若き乙女の干物4人は、今日も活動実績(アーカイブ)を作るべく、部室に集い小説投稿サイトという名の電子の海へ日常を垂れ流すのであった……。

池図女学院部室棟、あーかい部部室。




「さあ、観念して話してもらいましょうか……あさぎちゃん?」


「くっ……!」




あさぎとひいろは、白ちゃんに追い詰められていた。




「ひいろちゃんからでもいいのよ?」


「いや、あさぎからで。」


「ちょっ!?」


「言い出しっぺだろ。」


「あさぎちゃんからはどんな性癖が飛び出すのかしらね?フフ♪」






白ちゃんが入室するちょっと前のこと。


あさぎと半同棲状態にあるお隣さん、改め白ちゃんの妹、モーラがあさぎ家からあさぎのお姉ちゃん扱いされていることを危うく白ちゃんに聞かれそうになり、あさぎは咄嗟に




『また2人でこんど発売のエッチな本を買いに行こうだなんて


『え"……!?』




果たして、2人は性癖暴露大会を凌ぎ、秘密を守り切れるのか……!?






「……その前に白ちゃん先生。」


「なに?」


「性的な話題の強要は、いわゆる『セクハラ』に該当するのでは?」


「お?『セクハラ』とは強力なカードを切ってきたな。」


「カードゲームじゃないんだから……。」


「だったら私は……『養護教諭の職権』を発動するわ!」


「対して白ちゃんは『養護教諭の職権』で応酬だーっ!」


「性的な話題って世間ではタブー視されているけど、自分の性と向き合うのは大人になるために欠かせないことなの。だから性に対して蓋をしてしまう生徒がいたら、相談の場を設けて向き合わせてあげるのが養護教諭の仕事よ……!」


「仕方ない、乗るか……。ぐわぁぁぁぁあ!!」


「おーっと!あさぎのライフがものすごい勢いで減っていくーー!」


「ま、まだだ……!いくら職権があるからって、他の人が見ている前で猥談をするのは……『公序良俗』違反だ!」


「あさぎはここで最強カード、『公序良俗』を切ってきたーー!」


「ひいろちゃんは誰目線なのよ……。」


「条例、法律……あらゆる法規で自由が認められていようとも、それは『公序良俗』に反しない範囲に限られる……。」


「くっ……!」


「つまり第三者の前で猥談をすることを法規が認めようと、『公序良俗』の前では無力……!」


「これは上手い!あさぎ、白ちゃんの『養護教諭の職権』を『公序良俗』で破壊したーー!」


「まだ私のバトルフェーズは終わってませんよ……!続けて『言い出しっぺの法則』を発動!」


「なっ……!?」


「おーーっと!『言い出しっぺの法則』で白ちゃんに先攻を押し付けた!」


「ふっ、面白い。その勝負、受けて立つわ!」


「えぇぇ……せっかく凌いだと思ったのに、まだ始まってすらいなかったの……?」




ターン1・先攻:白ちゃん




「まずは私からよ!……と言ってもエッチな本を買いに行く予定はないから普通に性癖を暴露するわね。」




((この養護教諭、冷静に狂っていやがる……!?))




「手札からモンスターカード、『白ちゃん』を召喚。」


「『召喚』……!?」


「考えるなあさぎ、感じろ……!」


「ひいろは誰目線なの?」


「いくわよ『白ちゃん』!私のストライクゾーンは……『断然年下』!」


「ぐはっ……!?」




「おおっと白ちゃん!これは開幕早々、掟破りの『先1ダイレクトアタック』だーー!これはモラルが問われるぞーー!?」




「くっ……、先攻1ターン目から直接攻撃とは、卑怯な……!」


「あら、私はただ性癖を暴露しただけよ?ここはターンエンドで!」




ターン1・後攻:あさぎ




「……だったら、今度は私のターン!手札から『モーラさん』を召喚!『私は断然年上派』。」


「おおっとあさぎ、負けじと『モーラさん』を召喚!白ちゃんを煽っているーー!」


「『モーラさん』は攻撃力高めみたいだけど、守備力ひっくいのねぇ?」


「白ちゃんも煽り返したーー!」


「あさぎちゃん、良いこと教えてあげる。……姉より優れた妹など存在しないのよ。」


「……『戦力外通告』。」


「あさぎ、『戦力外通告』を発動だー!」


「このカードを発動したターン、自分は攻撃宣言できず、このカードが自分の場に出ている限り、自分は1ターンに一度しか攻撃宣言できない。お互いの場からモンスター一体を指定してゲームから『除外』する。このカードが場に出ている限り、お互いは同名のモンスターを場に出せず、場に出ている同名のモンスターは『除外』される。」


「こ、こ、これは……!『除外』だーー!『白ちゃん』をゲームから『除外』!しかしあさぎは代償として攻撃に大きな制約がかかったーー!」


「白ちゃん先生は守備範囲外です。」 


「 」


「『私はどちらかというと振り回されたい派』、『ドレスコード』。ターンエンド。」


「あさぎは牽制札を2枚セットしてターンエンド。序盤から手札をガンガン使っていくスタイルです。」


「今日のひいろは実況なの?」


「そんなところだ!」




ターン2・先攻:白ちゃん




「なんの!私のターン!」


「『白ちゃん』を除外され、召喚も禁止された白ちゃん、場がガラ空きの状況をどう打開するのか!?」


「ややこしいなぁ……。」


「手札から発動するのは……『ちょっぴり天然ガール』!完璧な子よりもちょっと抜けてるところがある方が推せる……!」


「「それはわかる。」」


「フフン♪」


「これは場にいる全員が同意!白ちゃん、ライフを回復だーー!」


「続けて手札から、『ギャップ萌え』!ちょっぴり抜けてる所はしっかりものこそ映える……!そう、風来坊よりもお堅い養護教諭とかね……!?あさぎちゃんのライフに直接500ダメージよ!」


「白ちゃん、手札を駆使してダメージレースを有利に運んでいくーー!」


「その『ギャップ萌え』ちょっと待った。……『私はどちらかというと振り回されたい派』。」


「あさぎ、『ギャップ萌え』に対して牽制札を発動だー!」


「しっかり者は往々にして受動的。ちょっと目を離すとどっかに飛んでいっちゃいそうなくらいの方が追いたくなるし憧れる。……相手カードの効果によるライフへの干渉を一度だけ無効化、破壊する!」


「くっ……!」


「白ちゃんの攻撃は通らず……!」


「振り回されてんのこっちじゃない!?」


「ノリだ……!」


「考えたらダメなやつかぁ……。」


「『世間体・イージーモード』、ターンエンドよ。」


「白ちゃん、負けじと牽制札をセット。モンスターを召喚できないまま、ターンをあさぎに渡します……!」


「これどうしたら勝ちなの?」


「心が折れたら負け……だろう。」


「何その闇のゲーム……。」


愚妹(いもうと)の方が良いなんて屈辱的過ぎる……!絶対私の方が良いって言わせてやるんだから!」


「いやいや、モーラさんの方が推せますって……白ちゃん先生よりは。」


「なっ!?言ったわねぇ……!」




ターン2・後攻:あさぎ




「はいはい……私のターン。手札の『ホームステイ』を捨ててデッキから『モーラさん』を召喚!」


「あさぎ、冷静にモーラさんを召喚して数的有利を取りにいくー!」


「ぐっっ……!!??」


「心の距離は物理的な距離と相関する。近くにいれば見えてくるものがある。人となりや生活力……『モーラさん』でダイレクトアタック!」


「うぐぁ……!!??」


「あさぎ、モンスターのいない白ちゃんにダイレクトアタック!大ダメージだぁぁああ!!」


「『戦力外通告』の効果で1回しか攻撃できないので、『武装解除』をセットしてターンエンドです。」


「あ、もうターン渡すんだな。」


「舐めプしたって負けないでしょ。」




ターン3・先攻:白ちゃん




「な"!?……言ったわねぇ……!私のターン!フィールド札、『学歴社会』!!」


「こ、これは……!?フィールドの雰囲気が変わったーー!」


「『フィールドの雰囲気』って何?」


「ノリだ……!」


「『学歴社会』がフィールドに存在する限り、お互いの全てのモンスターは固有名称を失う……!」


「なっ、私の『モーラさん』が全員『無名』に!?あとなんか目に黒い線入ってる……。」


「この世は所詮学歴社会、人となりの前に、人はステータスで評価されるのよ!」


「くっ、高校生相手に学歴マウントなんて……!?」


「今がチャンスよ!手札から『挟まれたい』を発動!召喚権を使って、デッキから効果を持たない同名のモンスター2体を召喚できる!」


「カードの効果を使ったって、『戦力外通告』で『白ちゃん』の召喚は禁止され……まさか!?」


「そう、私が召喚するのは『白ちゃん』だけど『白ちゃん』にあらず!デッキから『白ちゃん』改め『無名』を2体召喚!」


「これは上手い!白ちゃん、あさぎの『戦力外通告』の召喚禁止をすり抜けたーー!」


「出てきた『白ちゃん』2体の目にモザイクが……。」


「続けて牽制札発動!『世間体・イージーモード』!」


「おおーーっと!白ちゃん、前のターンに伏せた『学歴社会』とのコンボだーー!」


「このカードはフィールドに『学歴社会』が出ている時にしか発動できない!自分の場の『公僕族』モンスターの守備力を倍にする……!!」


「ミスりましたね白ちゃん先生!今のモンスターは全員固有名称を……はっ!?」


「その通りよあさぎちゃん。『学歴社会』が剥奪するのは固有名称のみ!種族は対象外なのよ……!」


「そんな……1ターンで『無名』のムキムキ『公僕族』が2体も……!?」


「こ、こ、これは……!白ちゃん、2ターンがかりで盤石の布陣を築き上げたーー!」


「これで決める……!手札から『人生コツコツ』を発動!『公僕族』モンスターの守備力を攻撃力に加算するわ!」


「白ちゃん更にコンボ、『人生コツコツ』で『白ちゃん』2体を更に強化したー!」


「効果永続かぁ……早めに対処しないとだなぁ。」


「とどめよ!『白ちゃん』改め『無名』2人で、『モーラさん』改め『無名』ごと殴り倒


「牽制札発動。『武装解除』。」


「え……?」


「いつだって、最後に人の価値を決めるのは内面の美しさ……。教師ものやナースものだって、とってつけたような演技じゃ萎える……!最後に満足度を決めるのは、一糸纏わぬ演者の魂だ……!!」


「な、な、な、な……なんとぉ!?お互いの全モンスターの種族が『裸族』に!『学歴社会』と『武装解除』で、お互いのフィールドが『無名』の『裸族』で埋め尽くされたーー!?ぃいや一体何を言っているんだワタシはぁぁあ!?」


「ほんとよ……。」


「白ちゃん先生、まだ気づいていませんか?」


「はっ……!?まさか


「ご明察!『裸族』と化し、『公僕族』でなくなった白ちゃん先生のモンスターは『世間体・イージーモード』の適用対象外……!『人生コツコツ』で加算する守備力も半減……!」


「はっ……!それがどうしたってのよ?ダメージが下がったところで攻撃は止められないわ!行きなさい『無名』の『裸族』ども!『無名』の『裸族』を殴り倒すのよ!」


「最低な絵面だ……。」


「その攻撃は通しません!これが私の切り札……!続けて、牽制札『ドレスコード』!!」


「はん?牽制札が切り札ですって?」


「『ドレスコード』は発動時に種族を一つ指定しする!このカードがフィールドに存在する限り、お互いの指定された種族のモンスターは攻撃宣言できない!!」


「ま、まさか……!?」


「察しがいいですね白ちゃん先生……私は『裸族』を指定する!」


「おーーっと!あさぎ、『ドレスコード』で『裸族』を指定!お互いの『裸族』は攻撃宣言できなくなり、白ちゃんの『無名』の『裸族』による攻撃は不発に終わったーー!」


「『武装解除』で全員『裸族』にして『ドレスコード』でロックするなんて……。やるじゃない、ターンエンドよ。」




ターン3・後攻:あさぎ




「私のターン……!」


「攻撃を凌いだって所詮は時間稼ぎ……。『武装解除』と『ドレスコード』のどちらかが破壊された時点であさぎちゃんにとどめをさせるし、破壊しなければあさぎちゃんは攻撃できない……詰みよ?」


「それはどうかな!?……『モーラさん』改め『無名』の『裸族』をリリースして、手札から『脱法青年・モーラ・コロル』を召喚!!」


「ちょっと!?『無名』のモンスターを対象にすることはできないはずよ!?」


「『脱法青年・モーラ・コロル』は召喚時、自分の場の『裸族』のモンスターを一体リリースしなければならない……。」


「はっ……!?」


「そうだ白ちゃん、あさぎがリリースの対象にしたのは『無名』じゃない……『裸族』だ……!!」


「『学歴社会』にも穴はあったようですねぇ、白ちゃん先生?」


「それがどうしたってのよ?『脱法青年・モーラ・コロル』も場に出た時点で『無名』の『裸族』よ!」


「くっ……!」


「おおーっと!進化したモーラさんの目線にモザイク、水着が弾け飛んで『無名』の『裸族』にーー!?」


「フフ♪これで攻撃できなくなっちゃったわねえ?」


「……いや!『脱法青年・モーラ・コロル』改め『無名』の『裸族』の効果が発動する!」


「あさぎ、まだ何か策があるようです。」


「『無名』の『裸族』は、このモンスターを対象とする『攻撃宣言を禁止する』効果を無効にする!」


「な……でもまだこっちには肉壁が2人いるのよ!?」


「……、『無名』の『裸族』で『無名』の『裸族』を攻撃。」


「くっ……、」


「あさぎ、堅実に攻撃。肉壁を一体減らしますが、みんな同じ名前で何が起こっているのかわかりません……っ!」


「ターンエンド。」




ターン4・先攻:白ちゃん




「私のターン!手札から『白衣』を発動!自分のお墓から、効果を持たないモンスター一体を場に復帰させこのカードを装備、『公僕族』を追加する!」


「お墓から『白ちゃん』を復活させましたか……。」


「おおーっと!復活した『白ちゃん』、改め『無名』の『裸族』、さっそく目線にモザイク、服が弾け飛ん……でいない!裸白衣だぁぁあ!」


「そうなるのね……。」


「やりますね白ちゃん先生。『武装解除』はもともとの種族にしか干渉できない……けど、『裸族』でもある限り攻撃宣言はできませんよ……!?」


「まだまだお子様ね……。続けて手札から『職権濫用』を発動するわ!」


「ここで白ちゃん、『職権濫用』の発動を宣言!」


「『職権濫用』は自分の場に『公僕族』がいないと……しまった!?」


「ご明察♪裸白衣の『無名』は『公僕族』でもあるの。この子を選択して『武装解除』を破壊!このターンだけ選択した『白ちゃん』改め『無名』の攻撃力を1500アップするわ!」


「くっ……!?」


「おおーーっとぉ!?『武装解除』を破壊!お互いのモンスターの種族が元に戻り服も戻ったーーー!」


「これで『ドレスコード』は機能しないわね?フフ♪完璧に勝ってあげる♪……『白ちゃん』改め『無名』2体をリリースして……!」


「ここでリリース!?」


「ここで白ちゃん、『白ちゃん』改め『無名』を2体リリース!強力なモンスターで制圧する気かーー!?」


「『白衣の女神・白久澄河(しろひさすみか)』を召喚っ!!」


「こ、攻守……3500!?」


「『白衣の女神・白久澄河』を召喚だーー!!」


「このカードは場に出ている限り『白ちゃん』としても扱う。このモンスターは召喚したターンに攻撃宣言できない。そして……!このカードの召喚に成功したとき、山札から牽制札を1枚手札に加えるっ!」


「白ちゃん、召喚したターンに攻撃宣言できない代わりに、圧倒的な攻撃、守備力を誇るモンスターを召喚だーー!そして白ちゃんが手札に加えるのは……!?」


「『世間体・イージーモード』……!」


「に、2枚目……!?」


「『公僕族』の守備力を倍にする『世間体・イージーモード』だーー!場に出ているもう一枚の『世間体・イージーモード』と、守備力を攻撃力に加算する『人生コツコツ』で次のターンとんでもない火力が襲いかかるぞーー!!?」


「牽制札だからセットしてターンエンドね。」




ターン4・後攻:あさぎ




「……牽制札を一枚セット。ターンエンド。」


「オーッホッホッホ!手も足も出ないようねえ?愚妹(いもうと)のモーラなんかよりも私にしておきなさい?手取り足取りリードしてあ、げ、


「「早くしてください(くれ)。」」


「そんなに言わなくても良いじゃない……。」




ターン5・先攻:白ちゃん




「私のターン!『『世間体・イージーモード』1枚でも攻撃が通れば充分とどめはさせる……!『白衣の女神・白久澄河』改め『無名』で『脱法青年・モーラ・コロル』改め『無名』を攻撃!!」


「攻撃宣言、しましたね……?」


「なによ?」


「牽制札発動!『乱○パーティー』!」


「これは規制だな……。」


「このカードは自分の場に『裸族』のモンスターがいる時にしか発動できない。このカードは発動したターンの終わりに破壊される。このターンが終わるまで、場に出ている全てのモンスターに『裸族』を追加し、フィールド札を破壊する!」


「しまっ……、いやでも『武装解除』が破壊された今、『裸族』のモンスターなんて


「『脱法青年・モーラ・コロル』はもともと『裸族』です。」


「そういえば召喚したとき水着だったな。」


「な"っ……!!??」


「『乱○パーティー』の効果で白ちゃんの全モンスターに『裸族』が付与!『ドレスコード』の効果で攻撃宣言ができなくなったーー!!」


「上手く凌いだわね……でも『乱○パーティー』はこのターンで終わりよ。ターンエンド。」


「いえ、その前に


「その前に?」


「フィールド札の『学歴社会』が破壊されたので、お互いのモンスター全員『無名』は終わりです。」


「あ、そうね……って、ああ!?」


「『白衣の女神・白久澄河』は<場に出ている限り『白ちゃん』としても扱う>んでしたよね?」


「おっと、あさぎが『乱○パーティー』を発動した本当の狙いは『ドレスコード』の発動ではなく……、『学歴社会』の崩壊による……!」


「『戦力外通告』は1ターン目からずっと『白ちゃん』を指定しているので『白衣の女神・白久澄河』も戦力外です。」


「うそぉぉお!?」


「『白衣の女神・白久澄河』がゲームから除外され、白ちゃんの場はガラ空きだーー!?」


「くぅ……、ターンエンド。」




ターン5・後攻:あさぎ




「じゃあターンもらいますね。『脱法青年・モーラ・コロル』でダイレクトアタック。さっき伏せた牽制札は『世間体・イージーモード』なので、モンスターがいない白ちゃん先生に攻撃を止める手段はありませんね?」


「はい……。」


「とどめです。」


「ぐっはあぁぁぁぁ……!?」


「やった……姉の威厳は守ったよ、モーラさん。」


「白ちゃんのライフが削り切られ……あさぎの勝利だぁぁあ!!」




あさぎWIN




「……これ、なんだったの?」


「ノリだ……!」


「くぅ、『裸族』の妹に負けるだなんて……。」


「まあ、凹むよな。」


「ところであさぎちゃん。」


「はい?」


「『ホームステイ』って?」


「「あ"……。」」


「『姉の威厳』って?」


「「ええっと……、




「HA☆NA☆SE。」




「「……はい。」」




結局、あさぎはモーラと半同棲状態にあること、モーラがあさぎ家からあさぎのお姉ちゃん扱いされていることを洗いざらい話した……。






あーかい部!(4)




ひいろ:投稿完了だ!


あさぎ:流石に編集したよね?


白ちゃん:したわよね?


ひいろ:伏せ字なら入れたぞ


きはだ:なになに面白そ〜♪




きはだ:キミたちさぁ……


あさぎ:いやほんと何してくれてんの?


きはだ:モーラさんこんばんわ〜


あさぎ:こんばんわ〜♪


ひいろ:こ、こんばんわ〜

白ちゃん:わ〜


あさぎ:黙れ妖怪乱公僕


白ちゃん:『乱○パーティー』発動したのはあさぎちゃんよ!?


きはだ:他にもアウトなところしかないんだよなぁ


ひいろ:なかなか酷いものだったぞ


あさぎ:おい焚きつけ役


きはだ:そういえばあさぎちゃんは〜?


あさぎ:反省中だよ?


ひいろ:えっっ


きはだ:何の刑?


あさぎ:『裸族』札を首にかける刑


きはだ:えっっぐ


白ちゃん:あんまりいじめちゃダメよ?


あさぎ:『裸族』モンスターとして召喚され『脱法青年』呼ばわりされて『乱○パーティー』の起動役にされた人だけ石を投げなさい


白ちゃん:くっ……、


きはだ:草ァ!


ひいろ:まあ当然の報いだな


きはだ:ノリノリで実況してた奴がなんか言ってらぁ


あさぎ:っていうかすみ姉、ステータス以外に良いとこないの?


白ちゃん:あるに決まってるじゃない


きはだ:例えばぁ?


白ちゃん:白衣が似合う


ひいろ:養護教諭だからな


白ちゃん:身持ちが堅い


きはだ:消費期限


白ちゃん:おいこら


あさぎ:そんなんだから『武装解除』で無力化するんだよ


白ちゃん:うるせえ『裸族』


あさぎ:やーい裸白衣!


ひいろ:なんて低俗な……

白ちゃん:『公僕族』な分私のが偉いわよ?


あさぎ:プレミがなんか言ってらぁ


きはだ:お?


あさぎ: 細かいルールわかんないけど、『職権濫用』で『ドレスコード』を破壊してから『脱法青年・モーラ・コロル』を攻撃すれば押し切れたっしょ?


白ちゃん:あ

ひいろ:あ


あさぎ:後ろであさぎちゃんも頷いています


きはだ:まぁルールもクソもないんだけどねぇ


ひいろ:ノリだからな……!

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