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[1話]:<好きなあのひと>

僕は、ヘタレだった

君を求めるだけ君は僕から離れていくのが分かった

どうしてだったのだろう

僕が、少しでももっと勇気を出せばよかったのだろうか

そんな僕のちょっとした回想に君たちはついてきてくれないか?



僕の名前は、『涼風 結斗(すずかぜ ゆいと)

高校1年生だ

僕には、好きな人がいる

そんな彼女は、出会いの季節でもあり別れの季節でもある4月に出会った

高校入学をしたときにあのきれいなピンク色の花が咲いていた

花は、つぼみができ咲き散っていく

まるで人生での出会いと別れを比喩するようだった

そんな季節から約3か月経って夏になり暑い暑い日々が始まった

結斗(ゆいと):「あついぃぃ~」

結斗(ゆいと):「そう思わないか(なぎ)

と部活の友達に話しかけた

僕は、バスケ部に入っていた

僕は、中学校からバスケ部だったわけではないが新しい生活が始まったので新たなことを始めようと思った

そう思いバスケ部に入った

そして彼は、『天野(あまの) (なぎ)』だ

バスケ部に入って仲良くなった友達だ

よく僕のことを気にしてくれて恋愛相談によく乗ってくれた

ちなみに彼は、中学校からバスケを始めていたらしい

まぁそういう感じだ

(なぎ):「たしかにな~」

(なぎ):「なんか日々暑くなってるよな」

結斗(ゆいと):「去年までは、この季節って30度超えることなかったのにな~」

(なぎ):「それな~」

ちなみに今は、部活の休憩時間中だ

(なぎ):「でもやっぱり夕方は、結構涼しいよね」

結斗(ゆいと):「だとしても4月とかと比べるとやっぱ暑いよな」

(なぎ):「それな、だとしても7月にしては暑すぎる」

すると

先輩:「休憩終わりー」

先輩:「みんな集合!」

そんな風に部活に戻って練習に入った

今日は、シューティングとレイアップの練習をした

ちなみに(なぎ)は、経験者だから先輩方と一緒に対人の練習をしていた

初めてすぐのころは、結構楽しく

上達がものすごく早かったが今では停滞期に入っていた

最近ちょっと飽き始めてるけど友達と話すのも先輩と雑談したりするのも好きからそれをモチベとしている

対人練習が始まれば楽しくなっていくだろう

僕は、勝負事というものが大好きだし

あと、部活はやっておきたいうのもある

アトモテタイシ

まぁそんな不純な気持ちも含めた様々な思いを持ちながら日々を過ごしていた

そして次の日僕は、元気なわけもなく憂鬱な気持ちで学校へと自転車をこいでいた

それにしても、一日ぶりに出会うあの人はどんな感じなのだろう

たぶん機能と変わらずかわいいのだろう

そう僕の好きな人である『湊 陽葵(みなと ひまり)』という人への思いをはせていた

そうして前に目をむけて自転車を少し早くこぎはじめた

目に差し込む太陽の光があたたかく僕を包み込んでいるみたいだった

いい天気だった先月つまり6月は、梅雨でずっと雨が降りものすごくじめじめしていた

耳にはめたイヤホンから流れる軽快な音楽が憂鬱の心を明るくさせてくれた

音楽を聴いていると謎に自転車をこぐ力が強くなりスピードを上げていった

いつもより早めに学校へと近づいていることに毎朝天気を教えてくれるアプリからの通知で気づいた

正直早く学校に行っても意味がなくやることもないので暇だからどうやって時間をつぶそうか考えていた

そうして少し学校へと進んでいた自転車のハンドルを右に傾け横の小道へと向けた

時間があるとき

それこそ学校から帰るときなどは、知らない小道を探検しながら帰るというのにはまっていた

いつもおんなじ道というのは、暇だったから

だとしても自分が通らない道でもそこの周辺に住んでいる人からしたら日々の何気ない道だと思うと面白いものだ

僕の家の周りの熟知している何気ない道も知らない人からしたら特別なのだろうかそう考えると面白いものだ

そんなことを考えながら自転車をこいでいると線路が見えた

たしか電車通学している生徒が使っている駅が学校の近くにありそこにつながる線路だったはずだ

せっかくだからその線路沿いを通って学校へ行こうとしていると前を通る見慣れた背中があった

そう『陽葵さん』だった

いつも授業中に後ろから見つめ続けていた背中があった

つい自転車をこぐ速度バッと遅くした

なぜか後ろから追い抜くことが恥ずかしく思ってしまった

そんなふうにゆっくり後ろからついていくように自転車をこいでいた

正直早く横の道とかによけたかったけれどここの道は、一直線で周りも田んぼしかなかった

なんなんだろうかこの状況は…

さっきと打って変わって早く学校へ行きたいと思った

そりゃあそうだ

はずかしいし

そんなことを思っていると僕の方を陽葵さんが見たような気がした

そんな風に見えてから陽葵さんは、自転車を本気でこいで行ってい待った

ストーカーと思われたのだろうか

そう思っていると聞きなじみのある声が聞こえてきた

凪:「おーーい」

凪:「結斗~~」

結斗:「おお~」

結斗:「凪じゃないか」

凪:「それにしてもまたなんでこの道で来てるんだ?」

凪:「もしかしてストーカーか?」

結斗:「いやいや、そんなわ、」

凪:「俺の」

結斗:「んなわけあるかぁぁ」

凪:「それは、そうとしてなんでこの道なのか?」

結斗:「それは、ちょっと家出るの早すぎてひまだったからこの道にしただけだよ」

凪:「それにしてもさっきのって陽葵だったよな」

凪:「話しかけなくてよかったのか?」

結斗:「恥ずかしいにきまってるだろう!!」

凪:「ああ~」

凪:「まぁがんばれ」

ちなみに好きな人こと陽葵さんは、凪と幼馴染で高校のある校区の中学校から入学したらしい

凪は、結構なイケメンでバスケをやっていて運動神経がよく頭もよくて完璧すぎて反対に怖いぐらいだ

あれ、本当におんなじ人間?

まぁいいや

凪と陽葵さんが幼馴染になったのは、家が近いのと幼稚園が近いのがあるらしい

でも、そんな凪君は幼馴染としても一人の女性としても陽葵さんのことが好きだったらしい

高校の入学式の日に告白したがきっぱりと振られたらしい

しかもその振られた時の言葉が『ごめん、ずっと友達とおもってた』とのことだ

そこからは、凪も友達としてみているらしい

そんな僕に対して凪は、真剣に話を聞いてくれた

そういうところもこいつのいいところだ

ついでだから陽葵さんについての話もしておこう

陽葵さんは、けっこう有名な財閥の社長の孫で次期党首となるらしい

結構、陰キャなタイプだが顔がめっちゃかわいい

なんというか、守ってあげたくなるタイプだ

そんなことを考えていると

凪:「いま、陽葵のことをかんがえていたただろ」

結斗:「いぃぃや、べつに考えてないけど…」

凪:「いや!」

凪:「それは、嘘だろ‼」

凪:「お前わかりやすすぎるんだよ」

凪:「顔がめっちゃニヤニヤしてたし」

結斗:「そんなわかりやすかったか?」

凪:「それはそれはわかりやすかったぞ」

結斗:「そうか~」

凪:「もうそろそろ学校つくぞ」

結斗:「そうだなぁ」

凪:「明日からも一緒に行かないか?」

凪:「今日のところで待っていてくれればいいから」

結斗:「ん~~」

結斗:「でも早起き面倒くさいしなー」

凪:「陽葵もおんなじ時間ぐらいにこことおるけd」

結斗:「じゃあ、何時ぐらいにしようか?」

凪:「www」

凪:「即答じゃないかw」

凪:「まぁいいけど」

結斗:「それにしても友達と登校なんて夢じゃないか」

結斗:「高校の青春って感じで高校生になったと実感した」

凪:「まぁ確かにそんな感じするよな」

そうして学校の自転車置き場へ行った

そして靴箱へといった

そして二人で話しながら歩いて教室のある3階へといった

それで凪は、2組の教室へ

結斗は、1組の教室へ行った

そして僕は、教室の反対側の一番後ろの席へ座りに行った

そしてそこから彼女を見つめるのだった

どうもRaikaHukaです。

少し短編で恋愛を書きたかったので作ってみました

大体4話程度で作ろうと思ってます

世界観は、現代の日本の平凡な高校生を書いています

楽しんでみてもらえれば幸いです

追記:短編を単発でなく何本かの連載だと勘違いしていたのでこっちで上げなおしました

次回:「関わり」

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