カエンタケに要注意
皆さん、『カエンタケ』ってご存じでしょうか?夏の終わりから秋ごろに発生するキノコです。
何かRPGなんかだと火炎属性を付与する素材になったりするのではというような名前ですがとんでもない危険物だったりします。
名前の由来はその見た目、赤色もしくはオレンジ色で燃え上がる炎のような形をしているんです。
もう見るからにヤバそうな見た目ですが実際にヤバいです。語彙が死んでます。
人の手が地面から生えているようにも見えるので見つけたらぎょっとします。
さて、こいつの何がヤバイって食べるのは勿論アウトですが触るのも危険な代物だったりするんですね。
掴んだりししたら汁が出てそれが皮膚に触れたりするとただれるなどえげつない炎症が起こるそうです。
そして食べてしまおうものなら食後30分から、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、手足のしびれなどの症状を起こしてしまうとのことなのです。正に『中毒症状のデパート』。嫌なデパートですね
更には呼吸困難に陥って死に至る事すらあるそうです。
助かったとしても小脳が委縮、つまりは縮んでしまうそうです。
そうなると運動障害など言語障害といった後遺症が残るそうなんですね、
何か食べられるキノコの中でよく似た見た目のものがあるらしく時々、『自分は詳しいから大丈夫』と食べてしまってえらい事になる人がいるそうな。
毒キノコって確実に見分ける術はないらしいので慢心はいけないってことですね。
そう思うと某ハンターゲームのハンターなんかはその辺のキノコを適当に採取して何なら食べますから恐ろしいものですね。まあ、あのゲームのハンターは人間じゃない身体能力ですけどね。
でもそんな怖いもの、山奥とかにしか生えてないでしょ?とか思いのあなた!間違いです。
最近、公園など公共の場で発見されることが多くなっているそうです。
神奈川県の公園や鳥取県の自然歩道などで相次いで発見されているそうです。
カエンタケが発見されると自治体とかから注意喚起がされるそうで、また引っこ抜くだけではまたすぐに生えてくるのでバーナーで周囲を焼却しなければいけないとか。
もう恐ろしい事この上ないですよね。
そう言えばウチの職場の駐車場にも変な白いキノコが生えてます。
しかも結構大きいやつなんですが、あれは何なのかな?怖いですね。
キノコって油断するとどこにでも生えるんですよね。
ちなみにまたもウチの職場の話になりますが風呂掃除用のデッキブラシに生えた事がありました。
掃除の後、天日干しにしてなかったのが原因らしくそれからというもの、天日干しは徹底されることになりました。結構ショッキングな光景でしたよ。
キノコは身近なもので美味しい食材なのですが食べられるものはごくわずかです。
皆さんも怪しいキノコを見つけたら興味本位で触らない様にしてください。