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プロローグ⑧ 〜聖華、転移する〜

ダンジョンを創る場所が決定し、聖華の転移地点が設定された。

オリフィリアによると、世界一巨大な森(※オリフィリア曰く、 異世界の人々はその森のことを〝魔の樹海〟と呼ぶとのこと)の真ん中(※つまり最深部のこと)辺りに、地球の琵琶湖に相当する大きさの湖があり、その中央に半径およそ100mの孤島があって、その孤島の中心辺りに龍穴があるという。

そして、その龍穴は世界一大きいというだけあって、半径がおよそ25mもある。

また、孤島には膨大な魔力を噴出する龍穴があるため、魔力が濃すぎて植物が生きられる環境ではないそうだ。

ちなみに、湖の水は龍穴から噴出した膨大な魔力が溶け込んで、高濃度かつ純度の高い魔力水(※ミネラルも豊富)になっているらしい。

そんな龍穴の数メートル圏内に自分は転移するのだと想像して、聖華は少し怖くなった。

しかし、そんな不安に全く気づいていないオリフィリアは、聖華を連れて次の別室に移動し、何処から取り出したのか、突然出てきた貫頭衣と布靴, そしていかにも安そうな黒ゴムを聖華に渡し、必要最低限の服装に着替えさせた。

聖華が着替え終わると、オリフィリアはまた別室に移動し、先程よりは小さな部屋で、聖華を魔法陣らしき模様の上に立たせて「第二の人生では楽しく生きてね〜!! 行ってらっしゃ〜い!!」とオリフィリアが言った。

その直後、魔法陣らしき模様が光ったかと思うと、足元が浮いたような気がして、それと同時に聖華の視界は暗転した。

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