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女狐だって愛してる


「なにこの子!!」

 つばさに飛びついたら、そう言われた。

 アレスは知っている。生まれ変わったこと。どうやらミナが死んだ事はつばさに伝えたようだが、織姫として生まれ変わったことは内緒にしていたらしい。

 今日はつばさとアレスが揃ってやって来た。

 一応名目は、軍事視察&両国の首都を姉妹都市として交流しよう、ということで。

「私だよ、ミナ! 生まれ変わったんだって!」

「マジ? ミナ?」

「マジ! ミナ!」

 山南つばさはミナの高校の頃の友人で、人間。紆余曲折あってここにいる。

 ミナが死んだのは61歳の時だったが、色々あってつばさはまだ35にもなっていない。

 一昨年第5皇子と結婚して側室となっている。どういうわけか皇室ルールをブッ壊し、やりたい放題やっている不思議な外交官だ。

「アンタ、いいなぁ。ただでさえ老けもしなかったくせに、んな美少女に生まれ変わって」

「えっへへー。つばさちゃんはちょっと老けたね」

「当たり前でしょ。ていうかアンタ、死んだの61歳なら人間でも早世よね」

「だよね。化け物のくせに早死にし過ぎた」

「今度は長生きしなよ」

「そーする。つばさちゃんの子供が大きくなったら、政治家同士でご対面しなきゃ」

「産まないわよ、バカね」

 笑いながら言ったその言葉で、ハッと思い出した。


 高校時代の、剣道部の部室。

 蒸し暑い、夏の武道館。つばさは剣道部の主将で、毎日誰よりも遅くまで残って練習していた。

 その日、部室に忘れ物をした。明かりが灯っていて、ちょうどつばさも帰ろうとしていたようで、着替えをしていた。

 目が合った。視線が逸れた。見た、つばさの体。

 昔、聞いたことがあった。一生消えない傷、そう言う物が体についてしまって、それが子供の頃の物だったら、少しずつ薄れるものの、成長と共に傷も大きくなる。

 つばさの体には、色素の沈着した痣の痕、夥しい数の傷痕や治療痕がある。

 普段つばさは、人前で肌を見せる事は絶対にない。

 蒸し暑い部室、思わず固まったミナの頬を、汗が伝った。つばさはゆっくりと着替えを再開して、制服を着て深く溜息を吐くとミナに振り向いて、言った。

「あたしが孤児なのは、知ってるでしょ」

「・・・・・うん」

「親は死んだの」

「だから、でしょ?」

「違うよ。私の額にガラスの灰皿を投げつけて、それで頭から血を流して、殺したと思って怖くなってあたしを捨てた。車で逃げてる途中で、そもそも飲酒運転してたもんだから、交通事故で死んだ」

「虐待、されてたの?」

「そうだよ。大きくなって実は両親が死んでるって聞いたとき、ざまぁみろって思ったよ。心の底から、ね」

「嫌い、だった?」

「捨てられた時は嫌いじゃなかった。置いてかないでって泣き叫んだ。でも、嫌いになった。あんな卑小な人間、社会のゴミだわ」

 吐き捨てるように言った。

 先生から両親の死を告げられて、驚いた。同時に、解放されたような気分にすらなった。自分の部屋に戻って、大声で笑った。笑い続けた。

 幼かったつばさにとって、親は神で家が世界だった。自分の置かれている状況が普通じゃないこともわからずに、両親に縋ろうとしていた。

 つばさの金髪は、ストレス性の退色だ。いつかは親に愛してもらえるという期待、いつも裏切られる期待。そう言う自分を後から顧みて、みっともないとすら思った。

 自分が惨めで憐れな子供だと―――――もう、そんな風に思う必要なんてない。つばさをそう言う子供に仕立て上げたゴミは、世界から排除された。

 自分は、自分だけのもの。悪夢にも、恐怖にも、暴力にも、罵声にも、何からも支配されていない、自由な体と自由な意志。

 笑う事が落ち着くと同時に、心が、明確な意思を示した。高校に入ったと同時に、孤児院を出て一人暮らしを始めた。

「あたしは、一人でも生きていける。親なんかいなくても。いらないわ。子供もいらない。あたしはまともに育ってないから、まともに育ててやれそうにない。そう言うのって、遺伝してそうでしょ」

 一応高校を卒業するまでは、先生がたまに様子を見に来た。奨学金で高校に通って、生活費はアルバイトと、孤児院から少額借りて、卒業してから返した。


 つばさの旺盛な独立心と個人主義、権力や権威に対する執着は、そこにある。

 子供で何もわからないからと言って虐待した両親、孤児だとバカにした周りの人間への対抗心。

 両親なんかよりも、その辺の大人なんかよりも立派になって、見返してやる。見返して、いつかは見下す立場に立ってやる。

 他人を見下すのに必要な物は、暴力なんかじゃない。金、権力、社会的地位。

 髪を黒く染めようとも思わなかった。自分の敵を明確にするために。虐待のストレスで色素の抜けた髪は、敗戦の傷跡。それが元に戻るときこそが、完全なる勝利なのだと。

 つばさの人生は、復讐なのだ。だからこそ、自分がそう言う思いを抱いているとわかっている以上は、少なくとも子どもなんか育てられそうにないと思っている。

 完全なる個人主義と利己主義、明確なヴィジョンを持って生きるつばさにとっては、家族と言うコミュニティは、余計なものだ。

 皇子に取り入ったのもそこだ。身の上話をして同情を引いて、それを利用して自分の立場を向上させたにすぎない。

 冷静で狡猾で計略的で強か。つばさの本質を知っていた育ての親、孤児院の先生は、つばさの事を「こぎつねちゃん」と呼んでいた。


「今は女狐よ」

「まぁ、年齢的にね。ゴッドファーザー誰?」

「ヘルメス」

「あははは!」

 ミナは最初その話を聞いてやっぱり同情したが、それ以上に傍でずっとつばさを見ていて、憧憬を感じた。

 強くて、クールで、優しくて、賢い。自分とは真逆。だからこそ、ずっと友達でいられるんだろうとも思う。人は自分に足りない物を、他人で補いたがるものだ。特にミナの様な人種は。

「でもさぁ、つばさちゃんさぁ、予定より偉くなりすぎたんじゃない?」

「そうなのよ。まさか皇室ご一家に仲間入りするとは思わなかったからさぁ」

「もう十分じゃん」

「確かにね、街歩けば市民が平伏すしね。退屈だけど」

「やっぱ退屈なんだ」

「そーよ」

 人生の目標は予想外の達成を果たしたが、現状には多少の不満はあるようだ。ガッチガチの皇室ルールをブチ破ったとはいっても、最低限の原則位はある。それすらもブチ破りたいらしい。

 ―――――アンジェロもだけどつばさちゃんみたいな気質の人って、開拓精神が旺盛って言うか、革命家タイプなんだなぁ。

 何となくそう言う考察に至った。


 歓談しているのは、城のテラスだ。

 城下を一望できるそこで話をしていると、カォーンと鐘が鳴った。

「なに?」

 つばさが城下を見下ろして、一列の行列を見つけた。

 先頭に立った男が金を持って、傍にいる男が紐を引く。すると鐘がなる。

 その後ろには青い服を纏った人たちが連なって、布で顔を抑えている。更にその後続に、荷車が引かれている。

「あれは、お葬式の」

「・・・・・あぁ、鐘は」

「お葬式をお知らせするのと、魂を送り出すの」

「へぇ、葬式なんて、こっち来てから初めて見た」

「私も、たまにしか見ないよ。昔はあんなに、死を纏ってたのに」

 始まりは、弟北都の死だった。無差別殺人事件に巻き込まれて、目の前で北都が死んだ。北都を体に取り込んで、北都を殺した男を殺した。

 ベトナムで、インドで、イタリアで、数えきれない屍を積み上げて、その頂上で屍を飼い馴らした。

 最南端オキクサムでの紛争で、3000人を超えるリザードマンを虐殺したが、この世界ではそれが最初で最後で、最終的には自分が死んだ。

「死を、纏ってた、か」

「今は、生まれついて死に仕えてるけどね」

「どゆこと?」

 つばさは不思議そうに首をかしげる。

 だから、運命の星の話をした。ミケランジェロが言っていた。西洋占星術における、織姫の運命。



 双子には転生大作戦以外の事は、細かくは指示していなかった。しかし、どうやらアンジェロの裏切りが狂言であることはわかっていたようで、その事でクリスティアーノ達が質問したのだ。

 不思議そうにする面々に、ミケランジェロが言った。

「だって、そう言う運命だもん」

「は?」

「まぁ聞いてよ」



 自称・天文学者ミケランジェロが言うには、そう言う星の元に生まれているらしい。

 アンジェロは3月25日生まれの牡羊座。

アストロロジック・サインでは白羊宮。4大元素の火に当たる。

タロットでの白羊宮は4番の皇帝のカード。統治・堅固さ・防御・同盟、つまり社会的権力を表す。

白羊宮の天使はマルキダエルという熾天使セラフィム

 熾天使とは神に仕える天使の中で最上の位階に在り、神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使といわれる。

信仰と忠誠の為に神を讃える事を絶えずしていて、神を讃える言葉を紡ぐ事をやめることはないと言う。

 この天使に対し、亡者の階級と言うものもある。

アンジェロの亡者の階級はプセウドテイ。意味は、偽神だ。この位階の君主はベルゼブブ。神託を齎す悪魔で、偽の信仰を集め他人を欺き扇動する。

 ちなみに白羊宮の対極は天秤宮。要するにてんびん座のミナとは切っても切れない縁がある。ちなみに、アルカードとの相性はすこぶる悪い。


 アルカードは11月10日生まれの蠍座。

アストロロジック・サインでは天蠍宮。アンジェロの火に対してアルカードの四代元素は水。

 タロットでの天蠍宮は13番目の死神のカード。停止・損失・死と再生、要するに不吉と死と変化の象徴。

 天蠍宮の天使はバルビエルという大天使アークエンジェル。使者の長だとか、卓越した使者、バルビエルは堕天した雷の天使と言われることもある。

 亡者の階級はクリミナトレス。中傷者と訳される。

 この点が一番相性が悪い。中傷と言っても相手に悪口を言うとか、そう言う事ではない。神の啓示や神託を捻じ曲げたり、それにケチをつけたりするという、非常に罰当たりなことだ。

 偽と言っても仮にも神託を齎すプセウドテイと、中傷者クリミナトレスは宿敵と言ってもいい。


「あぁ、だから陛下とアンジェロは仲悪いのか・・・・・」

「火と水、防御と破滅、文句言う方と言われる方」

「そりゃ相性悪かろうな」

 そこまでは納得したが、微妙に気にかかる。何となく、アンジェロとアルカードの星は逆の方がしっくりくる。すると、ミケランジェロがニヤニヤしだす。

「ちなみにクリミナトレスの位階の君主はアスタロト」

「マジで!?」

「そうなんだよねー」

 ちなみにアスタロトは七つの大罪では怠惰の象徴で、ベルゼブブは暴食の象徴だ。悪魔学においては、ベルゼブブの方が立場は上で、アスタロトはベルゼブブの部下とされている。

「やっぱ逆のがあってない?」

「そうなんだけどさ。面白いのはね、お父さんの守護星は火星、副星は冥王星。陛下の守護星は冥王星、副星は火星。星が逆なの」

「星が逆?」

「そう。で、火星のカードは“塔”。意味は、悲嘆・災難・不名誉・転落。ちなみに塔のカードは一番不吉なカードだよ。で、冥王星のカードは“審判”。意味は、復活・位置の変化・発展」

「えーと、じゃぁアンジェロは支配者でありながら、災難塗れの転落人生?」

「陛下は、不吉の象徴でありながら、逆転と復活の象徴?」

「アンジェロと陛下が影響し合って逆転したら」

「社会的地位も転落人生も・・・・・」

「そう、ここで織姫・・・・・じゃない、お母さんが絡むと、面白いことになる」


 ミナは10月1日生まれの天秤宮。4大元素の風に当たる。

タロットでは11番の正義(裁判の女神)のカード。平等・正しさ・行政・正当な判決。剣と天秤を持つ姿から、相反する力を持った者同士の調和のとれた結合を表す。

 天秤宮の天使はズリエルと言う権天使プリンシパリティ。国家及びその指導者層の守護、国家の興亡、悪霊からの守護を司る。

 亡者の階級はフリアエ。災厄の女神と言われる。この位階の君主はアバドン。破壊者、奈落の底を意味し、悪魔の支配者階級と言うよりも、地獄の管理者としての側面を持つ。

「うえぇ、私本当に災厄の女神とかそう言うのだったんだ・・・・・」

「道理でトラブルメーカーのはずだ」

「や、けどよ。アンジェロと陛下の間にミナが入ったら、なんかスゲェ落ち着くのは気のせい?」

「気のせいじゃないよ。要するにお母さんは、調停者とか・・・・・不思議の国のアリスで言うとハートの女王みたいな立ち位置だね。ちなみに守護星は金星。金星のカードは“女帝”。意味は、実り・行動・月日の長さ・未知なるもの」

「つまり?」

「皇帝と塔、災難塗れの支配者。死神と審判、変化と逆転の象徴。この両者に正義と女帝、調和と豊穣が影響すると、死神と皇帝が結託し、正義の正当なる判決の元に、正義には発展と復活を、悪には災厄と破滅をもたらし、順境を逆境に、逆境を順境に転換させる」

「うおぉ、なんかスゲェ」

「ここまでわかれば後は簡単。お父さんと陛下は最初から手を組んでる。因縁だとか積年の恨みだとかを応用して裏切ったふりをして、お母さんをダシに最悪の事態を引き起こし、その状況を利用して全部都合のいい方に逆転させる。それには全部お母さんが絡んでる」

「おぉ、言われてみれば」

「スゲェな、ミナの影響力」

「我ながらね・・・・・ていうかスゴイこじつけだね」

「占いなんてこじつけだよ。で、織姫だけど」


 織姫は7月7日生まれのかに座。

 アストロロジックサインでは巨蟹宮で、4大元素の水に当たる。守護星は月。

 タロットでの巨蟹宮は7番の戦車。援軍・摂理・勝利・復讐の意味を持ち、また数字の7は『運命』や『宿命』、『変容』などと大きく関わる数字であると考えられている。

 巨蟹宮の天使は主天使ドミニオンズ。神の威光を知らしめるため、様々な働きを担うとされる。「本源である神」との究極の合一を目指す事にあり、このために「善と悪」「物質と霊」「高次と低次」の両極間に絶えず二元的緊張が生じ、このような対立しあうものを調和させるべく奮闘する。

 亡者の階級はウルトレス・スケロルム。犯罪の復讐者と呼ばれ、この位階の君主はアスモデウス。

 非常に深い知識を身に着けていて、不思議パワー満載の指輪を授けてくれるとも云うが、この「恩恵」を受けるには正式な手順を踏まねばならず、約束を違えた場合には最も残酷な復讐者になる。

 ちなみに7つの大罪においては「色欲」を司るのだが、聖書の記述では惚れた女に憑りついて旦那を殺させた。が、色欲の悪魔の癖に、惚れた女自身には手が出せない純情悪魔と言う逸話がある。

「ルールとか約束破ったら、めっちゃ復讐すんのか」

「指輪の恩恵って、結婚の事か? 約束通り結婚前に手を出すのはやめた方がいいぞ」

「・・・・・我慢する」

「ていうか、色欲の悪魔が純情って、意味わかんねぇよ」

「ていうか織姫が色欲って。色欲の悪魔に憑りつかれてんだぜ、アンジェロ」

「わ、なんかイイな」

「イイな」

「でも純情なんだぜ」

「ウケるんだけど!」

「意味わかんねぇ」

「多分、アレだ。自分は純情だけど、憑りついた相手はエロくなるんだよ」

「あー! スゲェ納得。アンジェロどんどんヘンタイになってくもんな」

「ヘンタイじゃねぇ」

「あはは、可笑しい」

 何故か笑われる。アンジェロのロリコン疑惑は織姫も思うところではあったが、正直、どっちが色欲の悪魔だと不服に思った。が、昔の人が決めた事なので仕方がない。


 そして織姫の守護星、月のカードは女教皇。意味は秘密・神秘・英知。処女性と知識の象徴だ。

「つまり?」

「お母さんは陛下とお父さんを結託させて、陛下が運命を逆転させて、お父さんが社会的地位をゲット、陛下は生と死も司るから」

「陛下がミナを殺して、織姫として生き返った!」

「織姫処女だしコナン状態だし! 叡智の象徴か!」

「そゆことー」

 というわけである。

 生まれついて死に仕えているというのは、アルカードの死神のこと。

 死と生は、常に表裏一体なのだ。



 唸りながら聞いていたつばさは、やっぱり難しい顔をしながら織姫を見た。

「すんごいこじつけ」

「そんなことないよ! ミケランジェロも翼も、マーリンさんに師事してたんだから本物だよ!」

「あ、そか。じゃぁすごいじゃん」

「何その変わり身」

「強者になびくのも世渡りのコツよ」


 織姫は生まれ変わってコナンになったが、つばさは立派な女狐になった。






【登場人物紹介】


《山南つばさ》

聖トロイアス帝国第5皇子の側室で、外交官兼外務大臣の護衛。

織姫とは、生前のミナと高校の同級生。

剣道日本一の実績を買われて、騎士団の剣術指南なんかもやっている優秀なキャリアウーマン。

クールで個人主義で、徹底して冷静で平等。


《アレス・サングリエ》

聖トロイアス帝国十賢臣の一柱。

騎士団団長が正式名称だが、白狼の軍神とか呼ばれる、国を代表する将軍。

ちょっとバカで暑苦しい。

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