表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸福宣言!  作者: Fehli
18/27

動き出す〈悪〉夢。

やっぱり予告やったところでうまく書けないです、はい。


皆さん覚えてますか?


デート編の最後で言ってた〈パニック〉と〈トレース〉ってのがそろそろ出てきます。


それでは駄文を楽しんでくれる読者様、今日も作者は感謝です。


どうかお楽しみ下さいませ。

「はーい、ヌギヌギしましょうね〜♪」


は、恥ずかしすぎる。


まるで赤ん坊を扱うかのように話しかける雛宮さん、これはこれで拷問だ。


そして何より、む、胸が当たる……。


体つきが良い雛宮さんの胸が私の体に当たってひしゃげる。


り、理性が、理性がぁああ!!


スカートを脱がされる恥じらいと好きな人が近くにいるという意識も加わり、おかしくなりそうだ。


ああぁあああ!!


ふう、落ち着いた。


発狂したら終わりだ、リィナと同じになってしまう。


ヘタしたらサイレンがやって来るかも知れない。


まだこの歳で刑務所は行きたくない。


法律とか気にしてたらキャラクターのほとんどが捕まってしまうだろう。


うわ、犯罪者バンザイ!!


「あ……」


「どうしたの?雛宮さん」


「服が……手のところで引っ掛かった」


…………何ですと!?


「ふおっ!」


た、確かに取れない。


し、下だけ体操服、しかもブルマ!?


イ、イタイ……色々とイタイ。


変態はリィナたちだけにしてほしい。


「私はジャンクじゃない!!」


「パクってる時点で壊れてると思いますよ」


うーん、どうしようか。


服を破る?


論外だ、何か嫌だ。


このままってのも会長が許さないだろうしなあ。


結論的にどうしたって襲われないか?


「よし」


「え、何がよしなんですか?雛宮さん」


「私が服をアレンジするね♪」


そんなに嬉しそうに言われましても、ちょっと困るんですけど。


任して良いんだろうか……。


直後に雛宮さんはどこから出したのか、裁ち鋏を使い、私の制服を切り裂いた。


私?


悲鳴を上げて、ただ何をされるのかと震えてましたーーーー。


「ムムム、百合の匂いがするのです」


「それでは二回戦を始める!!種目はグリコ!!ここから屋上までを往復してもらう」


「グリコって何ですか?」


「グリコとはジャンケンをし、グーで勝てばグリコ、チョキならばチョコレート、パーであるならパイナップルと文字数の分歩いて行く種目なのだ」


さて、遊んでいるもののふは無視して鈴を探そう。


私は講堂をグルリと見回した。


本当に何もない殺風景な景色。


あ♪トイレから千代さんと一緒に出てきたのは鈴だ。


どこかで見たことのある服装をしている。


あ、あれはメイド服ではないだろうか。


も、も、萌える!!


わざと短くされたスカートの裾を必死に伸ばそうと引っ張る鈴。


駄目だ、我慢できない。


私は鈴に向けて走り出したーーーー。


「ひゃぁああ!!」


何かと思えばスカートが何者かにめくられた。


くぐもった声とボタボタと床に落ちている血。


見えない何かがそこにいる。


その空間に蹴りを入れるが空振りした。


「うひゃぁああ!!」


突然胸が変な形に歪み、何度も弧を描く。


ななな、何なんだ!?


透明人間でもいるのだろうか。


あうあう、ち、力が抜ける。


こんなことをするのは……。


「リィナ!止めろ!!」


「やです」


「やじゃないんだ、こんなことしたら私たち削除される!!」


すると何もない空間からあの銀髪が出てきた。


「我が生涯に一片も悔い無し、本望です!!」


「消えたくないぃいい!!」


「おお、茅ヶ崎。着替えたのか」


話しかけてきたのは会ちょ……雛宮さんだった。


「ど、どうしたの?雛宮さん」


「雛宮?我は神栖稜弥だが、顔を忘れたのか?」


いえ、平然と胸を張って言われましても、あなた雛宮さんですって。


「む、紐がほどけたのか?」


目に掛かる髪を手で払い、あると思っているポニーテールを掴もうとして何かを察した。


「無い……少し失礼する」


そう言ってトイレに向かう会長(?)は男子トイレに入った。


しばらくして出てきた会長は叫んだ。


「何だこれはぁああ!!」


さすがに会長でも驚きますよねー、私だって初めて女になったときは驚きました。


「えと、あなた会長ですよね?」


「その通りだ」


つまり、雛宮さんに会長が入っているようだ。


じゃあ雛宮さんはどこに?


「鈴ちゃ〜ん、どうしたの〜?」

そ、その声はキモオタ。


「くたばれ!!」


「きゃっ!!」


私の跳び蹴りはキモオタの豊満な肉にめり込んだ。


もちろん気絶させておく。


「鈴ちゃ〜ん、どうしたの〜?」

「死n……アレ?会長、いつからそんな口調になったんですか?」


「我はここにいるぞ」


そうだった、あなたはそこにいたんですね。


じゃあこいつは雛宮さん?


「ちょっと名乗ってくれる?」


「僕は小「もういい」ひどい!」

こいつはキモオタだ。


じゃあさっきのキモオタは誰だ。


そうだ、霞に違いない、いや、そうであってほしい。


「何や?」


「お前はそのままかよ!」


認めたくないがこれで決まった。


キモオタの中身は雛宮さんだったのだーーーー。


リィナ「たっだいま~♪」


霞 「おっかえり~☆」


鈴 「死ねばいいのに……」


神 栖「茅ヶ崎よ、汝はこんなに不幸だったのだな」


小拓野「容姿と喋り方のギャップが萌え……ぐふぇ」


(神栖がキモオタを殴り飛ばす)


作 者「お~飛ぶ飛ぶ」


リィナ「また変な展開ですね」


霞 「ホント襲いがいがあって良いわあ」


鈴 「会長、ちょっとあの変態たちをどうにかして下さい」


神 栖「よし」


霞 「お、やるんか?」


神 栖「我が身を守るためだ」


リィナ「うわあ、どこかに行っちゃった……」


鈴 「いい、ほっとけ」


作 者「守る気無いけど、懲りずに次回予告」


リィナ「何故か入れ替わる人格!」


鈴 「そこに加わる妙なトラブル!!」


作 者「鈴の未来はどっちだ!!」


鈴 「知るかっ!!」


リィナ「あっ、メールだ。何々?武士は落とした、写メ送るで♪だって」


鈴 「会長ぉおお!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ