変態戦争と〈獣〉たち。~予選~
引き続き携帯での投稿となっております故、読みづらいところも多々あると思います。
ほんとにスイマセン。
下書き無しで書いたから誤字脱字あれば報告よろしくお願いします。
それでは今日も駄文をお楽しみください。
そうして始まってしまった私の争奪戦。
そんなに張り切らなくたって、私はあなたたちのものになる気はありませんから。
どうしてそんなに気合い十分なのかなあ……。
それにしても何なんだ、この妙に重苦しい空気。
「何でジャンケンなんかで予選をするんですか?」
近くで偉そうに腕を組んでジャンケンを見物する神栖会長に話しかけてみた。
「ふむ、知りたいか?」
そりゃあ知りたいでしょう、こんなもので人の将来の相手決めるなんてそれなりの理由があるんでしょうね。
「ジャンケンとはな、古来より伝わる正々堂々とした競技なのだ!!」
「やっぱり阿呆だったんですね、会長」
ですよね〜、だってあなたもののふですものね。
ええ、予想してましたとも。
大体何なんですか、あなたのその無駄に武士っぽいところ。
「由緒正しき武士の血を引く神栖家の長男を愚弄するか」
「え、聞こえました?」
「いや、何となく馬鹿にされた気がしてな」
間抜けの集団に顔を向けると半分以上が脱落したようだ。
ジャンケンぐらいで何をマジになってるんだ。
「「最初はグー、ジャンケン、ポン!!」」
「あぁあああ!!」
「やった、鈴ちゃ〜ん待っててね〜」
運の悪いことにキモオタも勝ち上がっているようだ。
他にも霞や駿河くん、何気に雛宮さんも参加している。
あ、雛宮さんなら良いかも。
多分ひどいことしないと思う。
ああ、そうだった。
どうやって脱出するか考えていよう。
私はとりあえず誰にも疑われずにリィナと二人でこの場から逃げ出す方法を考えることにしたーーーー。
待つこと三十分。
「というわけで残ったのはこれだけか」
会場には静寂が訪れた。
負けてしまった生徒たちな鎮圧にかなりの時間がかかったのだ。
霞、雛宮さん、駿河くんに他数名……とキモオタ。
「いやあ、皆よくやった。正々堂々とな」
不適に笑む会長は嬉しそうに言った。
武士が悪代官みたいに笑っていいのか。
「純粋に運だけで勝ち残っている者もおろうが、ジャンケンとは動体視力と反射神経を試す競技。強者の気を数名に感じるぞ」
え、そんなことしてたの?
「鈴ちゃ〜ん♪もうすぐだからね〜」
キモオタは違うな、断言出来る。
たいして気なんて感じることなんてないんだが。
だってまだ嫌らしい目線の方が多く感じるんだもん。
あ、勿論駿河くんのように純粋に私のことを思ってくれている人もいる。
そう思いたい。
「して次の種目だが、正直考えてなかったからトーナメントでもやろうと思う」
「死ねばいいのに……」
「茅ヶ崎、何か言ったか?」
「気のせいじゃないですか?」
「なんや、おもろなってきたな〜、千代」
「でもトーナメントって女子には不利じゃないんですか?」
雛宮さんが不満の声をあげると他の女子たちも文句を言った。
「心配いらん、種目内容は毎回くじ引きで決める」
何も考えてないにしては準備ができすぎているのだが。
まあ、雛宮さんが傷付かないのなら良しとしよう。
「鈴、誰が勝っても渡しませんから安心してください!!」
「余計に心配だわ!!」
「え〜、というわけで帰っていいぞ敗者諸君」
ひ、ひどい仕打ちだと思う。
しかし、鎮圧方法が描写出来ないほど過激なものだったのでうまく言えないが文句一つ無かった……同情するよ。
「うわ、誰もいないですね」
人のいなくなった講堂、後には私たちしか残っていない。
「さて、一回戦を始めようか……とその前に」
「その前に?」
「茅ヶ崎のスリーサイズとか肌着の色を公開しまーーーー」
「させるかぁああ!!」
何でお前が知ってんだ!?
いつの間にそんなもの調べた。
うう、嫌いだ。
皆嫌いだ、プライバシー漏洩したら警察のお世話になるんだぞ。
「生で見たい人〜?」
「は?何をだよ」
全員一致で賛成。
ちょ、雛宮さんや駿河くんまで!?
良い人だと思ってたのにい!
この後は……脱がされました。
縄で縛られたまま。
完全な犯罪現場だったことは言うまでもないーーーー。
鈴 「訴えてやるぅ!!」
リィナ「どうぞご自由に」
鈴 「え、止めないの?」
神 栖「無理だからな、文章である我らには」
鈴 「変態会長は消えて下さい!!」
霞 「白も良いと思うで?清楚で」
鈴 「ひどいよぅ、変態だらけだよぅ」
作 者「良いんじゃない?楽しげで」
鈴 「私いつか陵辱されるんじゃないかと怖いんです」
リィナ「大丈夫ですって、そんなことしたら小説がデリートされますから」
作 者「可能な限りトライしてみる」
神 栖「そろそろ次回予告をせい」
霞 「次は一回戦って言っとけばええやろ」
リィナ「正直デート編かそれ以上になりそうです」
作 者「タイトル考えるの面倒だぁああ!!」
神 栖「作者がこんな調子だからな、許してやってくれ」
鈴 「何としてでもキモオタだけは勝ってはいけない」
霞 「あたしが殺る予定やけん、大丈夫やで」
リィナ「それではまた今度!!」
神 栖「また会おう」
小拓野「白ぉおお!!」
鈴 「くたばれぇええ!!」
霞 「……ほなまたな☆」