パーフェクト超人
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:パーフェクト超人
俺は独身サラリーマン。今年で34歳になる。
これまで生きてきて、俺は1つだけ自分に残念なところがあった。
それは失敗が多いこと…心が曖昧なこと。
人間である以上仕方がないかもしれないが、でも俺はこの自分の本質を嫌った。
そんな時に、俺はある人に出会った。
「完璧になりたいのですか?」
オレ「ええそうなんです。仕事でも絶対失敗したくないんです」
「なるほど。ではこちらのお薬をどうぞ?」
そう言って彼女は俺にサプリドリンクのようなものをくれた。
「それを飲めばあなたはきっと失敗することがなくなり、機械のように正確な人生を送ることができるでしょう」
失敗がなくなれば悲しみはもうない。後悔も生まれない。
失敗は成功のもと、とも言うが俺はそれが嫌だった。
初めから失敗しない存在であれば、それこそ完璧な人間ではないか。
俺はその貰ったサプリドリンクを全部飲み干した。
そして俺は今、店頭で売られているようだ。
「あのドリンクは人間を機械に変えるもの。まぁAIと呼べばわかりやすいかもしれない」
「いちどインプットされた命令を、その機械化した人間は絶対に失敗せずやり遂げる。これを欲しがってる人間はごまんといる」
「人間が作り出す完璧は機械。人が作り出すものである以上、人の領域を超えない。現実と幻想はやはり違う。そして失敗の多い人間が、その完璧な機械を操る」
「総じて人間は、完璧に失敗する生き物なのか?今回はAIだったが、この完璧を擁する機械は他に幾らでも使われている」
「例えば核ミサイルのボタンを押す制御システム。環境破壊を為す機械のシステム。衛生管理を維持しようとする環境システム」
「プライベートにまで失敗のない完璧を期待して、人間性を失った人間は、誰かに利用され、完璧に失敗する傀儡として、利用されるだけの存在になるのかも」
人間性を失ってまで完璧を期待する人間。これが現代には多いのではなかろうか。
完璧とは一体何か?人にとって正確とは一体何か?性格と正確の区別もつけたいものだw
それは人を超える存在から与えられた、初めから人に具わった信仰から教えられるものかもしれない。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=LSVlmLE75bY&t=99s
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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