転生と家族
遅くてすみません
長い間暗い所にいたような感覚があった。
どのくらいの時間がたったか分からない、ずっとこのままなのかと思っていたら、突然引っ張られる。
口の中に水が入って来て溺れそうになる。僕は必死にもがいた。
光が見えて、息ができるようになった。、そうしたら、疲れからか、眠気が襲ってきた。
目が覚めたらデカい狐がいた。だけど、不思議と恐怖はない。
よく見てみると、自分と同じくらいの大きさの狐もいる。自分の手を見たらモフモフだった。
途中から、もしかしてたらと思っていたけど僕は転生してしまったらしい。こんな落ち着いてるのはおかしいと思うかもしれないけど、僕はそうゆう本も集めていたから少しだけワクワクしている。
狐になってから、大体1週間がたった、。僕の兄弟は僕もあわせて7人いるようで、みんなオレンジの毛色でかわいい。
だけど、、僕だけ白っぽい銀色だ。カッコイイから、別に仲間はずれでも気にしてない。気にしてない。
色は違うけどみんな仲良くしてくれている。
とこの狐の狐家族に転生して良かったと思っている。あと最近は少ししゃべることが出来るようになってきた。
僕は兄弟の中でも一番下なのでみんなから優しくしてもらえる。
今、上の子達は最近狩りの練習にいっている。
狩りの練習から帰ってきたお母さんと上の子達。すると、いきなりすごい音が鳴って一番上の兄が倒れる。赤い血が流れていた。僕は一瞬どうなっているか理解できなかった。
みんな逃げようとするが、驚いて足が動かない。みんな一生懸命逃げているが、どんどん倒れていく。
僕も撃たれるのかと撃たれる思っていたら、お母さんが近くにいた僕と姉を咥えて逃げる。
だけど、お母さんも撃たれてしまった。。お母さんが僕と姉を遠くまで投げる。
それでも、あいつらは追ってきた。姉と僕は二手に別れたずっと逃げて夜になるまで隠れていた。
あいつらの気配はなくなった。僕はみんなを探した。みんなの家を、よく遊んだところも、言ったことがある全部を隅々まで探した。
だけど、一人も見つからなかった。少し冷静になってくると悲しさと痛みに気が付く。前世に比べたらとても短い時間だったけど一緒に過ごした家族は、僕にとってとても大切なものだった。
だから、僕の大事なものを奪った『人間』を許さない。
駄文でごめんなさい