第六十五話拓巳編「再びゲームへ。そして・・・」
おはようございます。
那祢です。
もうひとつの作品、書いていたのですが・・・
携帯の戻る「バックスペース」長押しで消えてしまいました。
今日の夜までに書き直しますのですみません。
なお、今回はあの問題。
どうするバイジャ!?
またあとがきで!
家に帰り支度をして俺はVRを装着してゲームを始める。
今入っている人は・・・・
ギルド仲間の確認画面を開く。
ー おっ!ドラグさんがいる? ー
そう画面で確認した瞬間。
ー ピコーン! ー
メッセージが送られてきた
「お疲れさま。たくちゃーん姫。」
ドラグからだ。
「いきなり「お疲れさま。たくちゃん姫。」ってなんですか!?」
俺が返答すると
「だって、また襲われたんでしょ?そして、ガンダーラ君とトガリに助けてもらったと聞いたよ。ピンチを救ってもらうなんてまさに姫じゃないか!」
と帰ってきた。
ー ピシュン! ー
漆黒の騎士がやってきた。
「おまたせー。姫。」
「姫姫言うな。」
「そー言えば姫姫言う歌がありまして・・・・」
「わからないからいい。」
「ショボン( ・ω・)」
「それ、懐かしいな!」
何気ない会話から今回の件を話をすることにした。
「・・・で、結局セフィロさん絡みってわけですね。」
「そうなりますね。」
「間違えられたり、好かれたり殴られたり・・・。バイジャさんは人気で大変ですな!」
大変で済まされても。
そう思ったが口には出さなかった。
俺より大変なのは・・・
「大変なのはセフィロさんだからですか?」
ー えっ! ー
いきなりドラグが俺の思いを答えた。
「なんかそう思っているんだろうなって。バイジャさんは優しいから。」
ドラグのその一言に俺は照れてしまい・・・
「なんか見透かされた用で嫌なんですが。キモい。」
と答えた。
「そんな!!ひどし!ひでぶ!」
「古いよ!」
「「あっはははは!」」
ー ふっふふふ・・・・ ー
たわいも無い会話。
どれだけ俺が助かっているのか。
「バイジャさん。」
「ん、はい?」
「所でキャラの結婚相手を決めましたか?」
「いや、まだ決めていないよ。」
「このゲームの世界、一年で五歳は年を取るから・・・。」
「十八才から始めたから今は三十才ぐらいになるよ。」
「そうか!なら早めに結婚相手を見つけないとやばいよ!」
「えっ!?」
いきなりの言葉に驚いた。
ヤバいって?
「四十才になると子どもが出来にくいししかも、能力の引き継ぎが弱くなるらしい。あと、プレイヤーの死亡もあるので早めにした方がいいからね。」
「あー確かに攻略本に書いてありましたね。」
前に未歩と一緒に読んだ本に書いてあった。
年をとると子供が出来づらい上に成長ポイントが少ないと。
他のプレイヤーとコミュニケーションとるための理由もあるらしい。
ちなみに子どもをプレイヤーにすると親は素材や料理などして助けてくれるのがメリット。
マイナスは子どもが大きくなるまで別れられない。
「で誰か決めたんですか?」
「いいえ。」
「何故に?あんなに慕われているのに?!」
グループ結婚を持ち出している。
「それは・・・・」
「それは?」
好きじゃないと結婚したくない。
そんな事乙女チックな事恥ずかしくて言いたくない。
「好きじゃないと出来ないんですか?」
見透かしたようにドラグ。
「私はそう言うバイジャさん。嫌いではないですよ。でも、現実で付き合うわけでは無いじゃないですか!」
確かにそうなのだ。
「じゃあ、告白されたらどうするんですか?隠れてないで、みんな出ておいで。」
「えっ?」
すると建物の影、草むらの中や木の上からギルドの仲間たちが出てきた。
「ど、ドラグさん。もしやこれは・・・・」
「はい。最初からみんな聞いてたみたいですね。」
そう言えばVRゲームに邪魔になるからインメッセージを出ないようにしてた。
それが仇となったか。
「さあ、バイジャよ。この中で選びなさい。」
どこかで見たこの風景。
あ、そう言えば・・・
スー◯ーファミコン時代にドラ◯エを始めてやった時。
ビアン◯かフ◯ーラを選べってあったな。
確かル◯マンに言われた気が。
ル◯マンはドラグか!
でもなんでいきなり?
沈黙に耐えれなかったのか隠れていた全員が言ってきた。
「私はあなたの子どもがほしい。結婚しませんか?」
「あなたの子どもがほしい!私を選んで!」
「私はダーリンが好きなの!結婚して!」
「貴方に倒されたときからあなたのもの。結婚しよ。」
セフィロ、ゲイル、トガリ、アバランの順だ。
「さあ、バイジャ。どうする?」
不適に笑うアクションをするドラグ。
ー バシッ! ー
パンチのアクションをしてなぐる。
「殴ったね!私を選ぶのか!私は結婚・・・はぐっ!」
パンチのアクションパート二!
「二度も殴った!かみさんにもぶたれたこと無いのに!」
そんなジョークを言うドラグをよそに追い詰められた俺だった。
結婚。
それは人生の墓場!?
何て言いますが本当はどうなんでしょう?
次回もよろしくお願いいたします。
那祢でした。