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第五十一話拓巳編「仲間と悲劇」

那祢です。

書いてたの消えてしまい前書きあとがき遅れました。

ちなみに最後の言葉、少し修正してます。

拓巳さんの仲間の大切さ。

それがわかるストーリー。

そして・・・・

何が起こるのか?

またあとがきで。

「アバラン、構えなサーイ!!」

「うるさいな!わかってる!!」


ドラグとアバランはシールドを構える。

口が光る!


ー ブオオォォォォ!! ー


相手のブレスの攻撃が来る。

巨大な炎を二人で防ぐ。


「今だ!行きなサーイ!!」


近くの草むらがざわめく。

何者かが飛び出した!!


ー ザシュザシュザシュザシュ・・・・!! ー


隠れていたセフィロとゲイルがバーストフレイムドラゴンの片翼に一斉攻撃を仕掛けた!


「グギャァァァァ!!」


片方の羽がボロボロになる。

狼狽えるバーストフレイムドラゴン。

翼を羽ばたかずモーションをし始めた。

空を飛ぶ。

穴が開いた翼でも一応飛べるのだ。

足が浮いたその時だった。


「グラビティフィールド!」


トガリが空を飛ぶバーストフレイムドラゴンを魔法で押さえつける。


「隙があり!」

「まかせて!」


ー ビシュンッ!ビシュンッ! ー


俺は固定されたドラゴンの瞳に弓矢を放つ!

反対側にはミストこと新しく入った卯月が。


「グギャァ!!」


見事片目づつ貫いた。

目を失いその場で暴れるバーストフレイムドラゴン。


「皆、行くデース!!」

「「「「「了解!」」」」」


俺たちはドラグの合図で一斉にバーストフレイムドラゴンに攻撃を仕掛けた。




「ギャオ・・・・・・・」


しばらくするとバーストフレイムドラゴンの鳴き声がやんだ。

勝った・・・!

俺達は格上の敵に勝ったのだ。


ー や、やった!このパーティー、確実に強くなっている。 ー


俺は喜びを噛みしめた。



「お疲れッス!」

「お疲れ様~です~。」


俺が一番先にギルドに戻るとハヌマとギュウジンマルが待っていた。

二人は別の人のクエストに先に入っていたので今回のクエストに参加出来なかったのだ。


「お疲れ様です。」


俺は挨拶をする。

すると・・・


「バーストフレイムドラゴンをこの人数で倒せるなんてすごいっすね!何かあったんですか?」


ギュウジンマルが俺に聞いてきた。


「最近、チームワークが凄くいいんだよ。意思疎通ができるようになったって言うか。」

「それは~素晴らしいですね~。私も~みんなと一緒にクエスト~行きたくなりましたよ~。」


そうハヌマが言うと


「ただいま。」

「疲れたね。」

「いい素材とれたかな?」

「つまらぬものを切ってしまった。」

「あは、それは戦ってるときに使えば良いのに?」

「無駄な一言、さすが団長。」


皆帰ってくる。


「おかえり~みんな~。強くなったね~。」


ハヌマが皆に言うと


「勿論!今ならもっと上のクエスト行こう!」

「行きましょう行きましょう!」

「私、またレベル低いですが?」


ゲイルとセフィロが言うと少し寂しそうにミストささやく。


「大丈夫。私が守るよ。」

「そこは俺が言うとこ!!アバラン、男前過ぎ!」


自信満々なアバランにドラグが突っ込みをいれる。

皆それぞれ話をしはじめた。

さあて・・・


「次はどこのクエストに行く?ドラグリーダー。」


俺はドラグに個別チャットを送る。


「冷やかさないでよ。」


普通のドラグさんが返事を返す。

コンビニで出会ってから個別チャットの時はこんな感じだ。


「俺達、頑張りましたね。」


そう俺が聞くと


「そうだね。沢山仲間が増えて楽しいよね。あの時二人きりだったから。」

「これからもギルドを盛り上げていきましょう。リーダー。」

「任せてください。バイジャ。」


自信満々に言うドラグさん。

その返事に俺は色々話し合っている仲間を見ながら微笑んでいた。





次の日の夜俺は仕事が終わるたと直ぐに家に帰宅する。

バスに乗り、携帯のメールや◯インを確認する。


「ごはん食べに行きましょうよ!」


と千鳥から。


「拓巳さん。また会いたいな。」


未歩から。


「早くゲームに入りなさい!誰もいなくて暇なの!」


優午の妹、丑から。


「先輩早すぎ!ディナー誘おうと思ったのに!!」


これは芦川。

皆に返信したり色々書いているとバス停にあっという間に着いた。

バス降りた俺はコンビニでいつもと同じようにお弁当を買い、家を帰る。


「高根拓巳さん?」


誰かに呼ばれた!

誰だろう?

俺は


「はい?」


振り返る。

その瞬間!!!



ー ブンッ! ー

ー ゴガッ!!!!!!! ー


あれ?

激痛とともに視界が曲がった。

曲がった?

頭、誰かに。

殴られた?

頭をフルスイングで殴られ俺はぶっ倒れる。

頭を抱える俺に追撃が来る。


ー バシッバシッドガッドガッ・・・・!!! ー


そのまま棒みたいなもので腹など殴られる。


「あがっ!いっ!ぐっ!あぎっ!」


腹を殴られたので声がでない。

十回ぐらい殴られた。

動けなく芋虫みたいにのたうち回る。

そんな俺に


「お前。邪魔なんだよ!俺の女に手を出すな!わかったな?!」


そう男の声が聞こえた。

そしていなくなる。

俺はコンビニの駐車場の端っこにいた。

助けを求めるため引きずりながらコンビニに向かう。


ー ズリズリズリズリ・・・・・ ー


引きずりながら向かう。


扉にたどり着く。


ー ウィーン!! ー


チャイムがなる。


「イランスミマセーン。」


店員の声が・・・


「アレ?イナイ?」


扉にがしまる。


それに挟まる俺。


ー ガツ! ー


「イランスミマ・・・?アナタハ・・・・・チョト!!ダイジブンデスカ!!!テンチョーニデンワ!!ベントーサン、タオレテル!チマミ、レテンチョー!!キティ!キティクダサイ!!・・・・」


駆け寄ってきた店員を見て。

俺は意識がなくなった。

殴られた拓巳。

次回は未歩編。

拓巳は?

だれが?

次回もよろしくお願いします。

那祢でした。

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