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サブストーリー 第十話未歩編「砕け私の決意」

おはようございます。

那祢です。

朝イチ更新しました!

イジメの回あと一回あります。

今回も楽しんでいただければ嬉しいです!

またあとがきで!

私はあのトイレに着く。

トイレの中から罵声が聞こえてきた。


「お前のせいで私、あの方の恨みを買ったんだからね。」

「そうよ!あの方を怒らたから表の道を歩いていけないの。」

「だからあなたを許さない!」

罵声の中に猫音の声も聞こえる。


「五月蝿いわ!貴方達だって好きでやってたでしょ!私の言うことでしたって言ってますけど協力しろなんて言っていない!」


そして、


「トイレの個室への放水だってあなた達が勝手にやったんだから違うわ!閉じ込めるだけが目的でしたのに!」

「私はあなたに命令されて・・・!」

「私が命令はしてないわ。『あの子、私の好きな人と仲がいいの。どうにかならない。』って言っただけだわ。」

「何言ってんの!」

「こいつ、よく強気でいられるものね!」


頭にきた彼女たちはホースの水を出し始める。


「いい加減にしなさい!こんなことして後でどうなるかわかってるの!!」

「何一人でいきがってるのよ。色々言ってられるのは今のうちよ!」


そう言いながらホースを持ったリーダーがトイレの個室の上から水を入れ始めた。


「きゃあ!!!やめっ冷たい!やめ・・・なさい!!」

「ばっかじゃないの!止めるはずないでしょ!」 「あなたのせいで私たち、ボコボコにされちゃったんだから!」


怒鳴りながら個室に水をどんどん入れる。


「いやっ!やめ!やめなさ・・・!」

「早くずぶ濡れになりなさい!」


個室に入れていた水がいきなり止まった。


「あれ?どうしたの?」

「水がいきなり止まったんだけど?」


リーダーが個室に向かって水を入れるのを止めてホースを下に下げた時だった。


ー ビシャー!! ー


いきなり水が流れ始めた!

勢いが強くなったのだ。


「ちょっと水を止めなさいよ!」


ホースがつないである洗い場を覗いた時だった。


「あ、あなたは!!!」

「・・・・・・」


そこに立っていたのは未歩だった。


「あなた達、また同じことをしているの?」

「・・・未歩ちゃん。」



私は決心してトイレの中に入ることにした。

中では喜んで水をかける同級生と周りで喜んでいる六名ぐらいの取り巻きもいた。

個室に水を流すのを見ていて喜んでいた1人がみほに近寄ってきた。


「どうしたんですか?」

「どうしたもこうしたもないと思うんですが・・・・何やってるんですか?」

「何って調教。この女がやったことは未歩さん、覚えてますか?それをしているだけよ。」

「調教?」

「多分わかってると思うけど中に入っているのは猫音よ?あなたの恨みあるでしょう?」


先程のホースの水でちょっとずぶ濡れのリーダーが 片手を腰に当てながら当たり前のように言ってきた。


「あなたがやられたことをやり返してるだけなの。わかるよね。」


私は絶句した。

この人は自分がやっていることを悪いと一切思っていないのだ。


「じゃあ、水でびしょびしょにしたんだしもう許してあげるんでしょう?」


気になった私は聞いてみた。


「はぁ?何を言っているの?私たちがそう簡単に許すって思ってるの?」

「私がやられたことと同じようなことをしたんでしょう?もう十分じゃない!」

「みほさん・・・」


俯きながらホースを持ったリーダーの彼女は黙る。

そして次の瞬間


「やっぱりあなたも馬鹿ですね!そして偽善者ですね!そんなあなただから先輩が惚れるんですね!!」

「うっ!!」


彼女は持っていたホースをこちらに向けられた時だった。


「あれ?水が出ない?」


水が止まっていたのだ。

おかしいとリーダーがホースを覗き込んだ時だった。


ー バッシャー ー


勢いよくホースの水がでて彼女たちがあびる。


「きゃー!!?」

「水止めなさいよ!」

「いやー!!」


慌てる彼女たち。

周りにいた子もびしょびしょになる。


「てめぇ何しやがるんだ!」

「私は何もしてませんよ?」

「なにっ!?」


頭に血が上った取り巻きが私に飛びかかる!


ー がしっ! ー


私は飛びかかってきた彼女に喉を鷲掴みにする。


ー ガン! ー


そしてトイレの壁に叩きつけた。


「私、暴力が好きでありません。」

「今、お前がやってることは何なんだよ!」

「・・・自己防衛です。」


私は自信満々に言った。


「じゃあみんな一斉に飛びかかったら?対処できないでしょ?」


そう言って全員、私をターゲットに攻撃をし始めた。


「打撃はリーチが違うから無理だ!」

「おさえろ!」

「力強いぞ!?」


ちょっとやばいかも?


パンチやキックをさばいていた私も囲まれていては防御も出来ない。

その時だった私をつかまえていた一人がトイレの奥まで吹っ飛ぶ。


「私の友達、何捕まえてんだお前!」

「あなたは千鳥!?」

「ちーちゃん?!」


その後ろから


「私もいるよ~」


携帯電話カメラモードにして 写真を撮っている美申も一緒にいた。

書きたい部分が間に合いませんでした。

なので次回は早めになります。

頑張りますのでよろしくお願いします。

那祢でした。

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