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第四十話拓巳編「ば・れ・た?!」

おはようございます。

那祢です。

正月は忙しかったので外伝にしました。

今回は本編です。

楽しんで読んでいただければありがたいです。

またあとがきで。


今回も俺は逃げていた。

今回はかくれんぼだ。

俺の周りにはニ頭のダイナ・レックス。

本当は一頭のはずなのだが・・・


どうやらドラグはダイナ・レックスの討伐クエストのターゲット数を確認しないで受けたようだ。

なので先ほど隠れながらクエスト状況を確認する。


ー出現メインモンスターダイナ・レックス三頭のち討伐一頭ー


そうクエストになっていた。


遡ること15分前、俺たちは一頭のダイナ・レックスを見つけ作戦を練っていた。


「ダイナ・レックスは尻尾があまり長くないので気をつけなくても大丈夫です。」

「空を飛んでいると鋭い爪で攻撃してきます。噛みつかれると話すまで一定のダメージ大を受けます。」

「ダッシュは真っ直ぐにしか走れないからジグザグにはしる。」


など攻略法を話し合っていた。


「・・・というわけでまずバイジャの弓矢で飛ばないように羽を 壊してくれ。」

「わかった。爆薬で破壊するよ。」


と俺とドラグ。


「攻撃でミスしてバレた時にすぐガードできるようアバランさん、バイジャの近場に配置をお願いします。」

「はい。」


とセフィロとアバラン。


「羽根をボロボロにすれば空を飛ばないのでそこから地上戦で戦うんだね。」

「地上ではゲイルとセフィロが集中して体力を削りタンクのアバランとドラグで皆を守るように~。それで回復は私に任せてよ~。」


とゲイルとトガリ。


という案になった。


「よ~し!ハントごっこだぞ!」

「「「「お、お~?!」」」」


こうして始まった。

俺は草むらに隠れながら弓を構えた。

矢には火炎炸裂する爆薬を積んで。


ーギリギリ・・・ー


ゆっくり弓を引く。

敵に気付かれないように。

確実に当たるように。

その時だった。


-グゥルルル・・・グ?-


ダイナ・レックスが匂いを嗅いでいる。

そしてキョロキョロし始めた。

何かに気がついたようだ。


-ばれた!?そんなはずは!-

-バイジャさん違います!見ている方向が・・・-


チャットで会話しているとダイナ・レックスの顔が気になったその方へ向く。

そこにいるのはドラグ!

なんか知らないけど見つかったようだ。


-なんで~!-


俺たちに言うドラグ。

するとセフィロからメッセージが・・・


-ダイナ・レックスは暴食と言われている動物で匂いにすごく敏感です。と攻略本に書いてありました。-


次はトガリからメッセージが来た。


-先輩。ケモ耳のアイテムのメッセージ欄に「かわいいケモ耳。 動物の匂いがするよ!」て書いてありました。-


・・・・・

要するにドラグはケモノ耳のせいでばれたと?


-ドラグ、ケモノ耳ケモノ耳!-

-ケモ耳がどうしたの?-


そうチャットに送っていると・・・


「グギャアアァァァァ!!」

「!!!」


ダイナ・レックスにドラグがばれたようだ。

俺はもう一度弓を引きダイナ・レックスの翼に狙いをつけた。


-ドゴゥン!!!・・・ズドン!!!-

「グギャ!?」


爆薬付きの弓矢を当てた。

翼に見事に当てた。

空を飛ぼうとしていたダイナ・レックスは地面に落下。

片翼を破壊したようだ。


-よし!-

-さすがです!-


翼破壊で皆が誉めてくれた。

すると、ドラグは隠れていた草むらから立ち上り剣を構える。


「ふう助かったよ。作戦が変わったけど、みんなで一斉に攻撃だ

!」

「了解!」

「わかりました!」

「さっさと片付けましょう。」


皆が倒れているダイナ・レックスに攻撃を仕掛ける。

その時だった。

俺の上に黒い影が。


-な、なんだ?-


上を見上げるとそこにはダイナ・レックスがいた。


「グギャアアアア!」

「うわっ!」


そいつは爪で俺を捕まえると上空へ。


「「「バイジャ!!」」」

「俺はなんとしても逃げるからそいつを早く倒してくれ!また後で会おう!」


俺は告げるとダイナ・レックスにみんなと違うフィールドに連れて行かれた。


そして爪から逃れて今、密林でダイナ・レックスとかくれんぼをしている。

しかも迷子状態。

俺は無事ダイノレックスから逃げきれるのか?

隠れながら作戦を練っていた。

教訓。

ちゃんとあった装備で行こう。

そう思うストーリーでした。

次回も頑張って書きますので、

よろしくお願いします。

那祢でした。

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