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第二十三話拓巳編「お前が原因か!」

那祢です。

おはようございます。

今日ものんびりですみません。

こちらが書き直した方です。

次回はもしかして更新できないかもしれませんが

よろしくお願いします。

「やっと助けれたよ。それとドラゴン討伐に措いていくなんて酷いよ。でも嫌いじゃない!」


なんと俺らを助けてしたのはドラグだった。


「さあ、みんな、ヤッチマイナ!!」


某映画の台詞を大文字を使って仲間に指示をする。

すると、ドラグと仲間たちはフォーメーションを組みフレイムドラゴンに挑んでいった。

フレイムドラゴンの攻撃を槍でいなし、攻撃するドラグ。

楯で攻撃を塞ぎながら片手剣で相手の注意を引く戦士。

回復や遠距離攻撃で魔法を放つ魔法使いと賢者。

相手の隙を惹くため弱らせるためにヒットアンドアウェイをする武闘家。

遠距離から翼や頭部を攻撃する狩人。

息ピッタリのフォーメーションを俺とセフィロは動けずに眺めるしかできなかった。

それと内心、俺は嫉妬していた。

俺らのリーダー、ドラグが他のパーティーと息がぴったりだったのだ。

俺らのパーティーにはまだ足りない部分がある。

それはドラグの真剣に戦いをしている所とチームワークである。

ドラグはクエストレベルを俺らに会わせてくれるのでいつも弱い敵と戦っている。


-この人にも迷惑をかけているんだな-


そう思いながら戦闘を見ていたらセフィロが俺に話しかけてきた。


「凄いですよね。私たちもあのように戦えるのでしょうか?」


俺はセフィロに対しチャットではなく自分の口でこう答えた。


「俺らのパーティーにはまだできない、まだ足りない部分があると思うけどあのように力合わせて敵と戦いたいね。できるかな・・・?」


俺はそうセフィロに伝えた。

セフィロは少し声を大きな声で


「できますよ。頑張れば私たちにもできるはずです。だから一緒に頑張りましょう」

「そうだね。ありがとう。」


俺は少し心が温かくなった。


-信じられているんだな。この期待に頑張らないと!-


今一度決心をした。


そしてフレイムドラゴンの方を見ると戦闘も終盤に入ったようでダメージを受けたフレイムドラゴンが弱っていた。


「よし!あともう少しだ。」

「なら私たちの魔法でやっつけましょうか。」

「シールドで防いでるこっちをまず、回復させてくれ!」

「こちら部位破壊完了です。」

「それならあとはお任せします。チャオ!」


向こうにいた武闘家、魔法使い、戦士、狩人それとドラグが会話をした。

そして、戦闘を抜けてドラグがこちらの方に来た。


「どうした?そんな怪訝な顔して。」

「いや、ドラグさんがちゃんと戦っているから」

「ひどっ!まあドラゴンの討伐は少しのミスで全滅しちゃうからね。今、俺の役割が全部終わったところさ。君らもフレイムドラゴンを殴って来たら?」


そうドラグに言われたので俺とセフィロは今まで追いかけられたフレイムドラゴンを一発攻撃することにした。

距離を縮めて大剣を振りかざす。

すると、こちらに気がついたフレイムドラゴンが攻撃を仕掛けようとこちらに振り向く。


-ズガーーン!!-


その時、魔法使いの唱えた魔法が直撃しフレイムドラゴンが怯んだ。

その隙に俺はフレイムドラゴンめがけて大剣を振り下ろした。


-ギャオオオオオオオゥーン-


大きな声をあげながらフレイムドラゴンが叫んだ。

その隙に武闘家が連続コンボを決める。

そして狩人が弓矢で相手の右目を貫いた。


かなりのダメージを受け、怒りをあらわにしたフレイムドラゴンが突進を仕掛けようとしてきた。

だが戦士の楯でうまく防がれてしまう。

そしてセフィロがダガーの連続攻撃を仕掛けた。


-グシャシャシャシャー!!-


見事に相手の翼からお腹まで多段ヒットする。


-グギャオオオオーーン・・・-


フレイムドラゴンが大声をあげながら空に向けながら首を伸ばし・・・横に倒れた。

なんと、フレイムドラゴン討伐に入っていないセフィロが倒してしまったのだ。

経験値やラストアタックボーナスがセフィロに入る。

動揺したセフィロがこう答える。


「ごめんなさい!」


すると、戦士がこう答える。


「気にしないでいいです。僕たちはフレイムドラゴンを倒し慣れてるんだ。だから、ラストボーナス出た素材を使って何か装備を作りな。」


周りを見ると他のみんなも頷いていた。

みんな優しい人でよかった。

俺はそう思った。


だが今回のことで何か引っかかるところがあった。

それをドラグに聞いてみることに。


「そういえば、ドラグさん。今日も仕事ではなかったでしたっけ?」

俺の休みの日は大体ドラグさんが仕事の日になっている。

すると、ドラグはこう答えた。


「今日は体調不良で休んだよ。」


そうドラグが答えると


「「「「「病気で休んでるのにゲームで遊ぶな!」」」」」


みんな一斉にツッコミを入れた。


「大丈夫だって 僕の替わりは沢山いる。」


気楽なドラグの対応にみんな、それぞれ突っ込みをいれていた。


そしてもう一つ気になったことが。


「ドラグさん、何で俺がここで戦っているのわかったのですか?」


そう聞くとドラグさんは


「バイジャをスニーキングミッションしただけだよ。」

「えっ!どこからいたの?」

「待ち合わせからかな?」


一番最初からだった。


「いたなら声をかけてほしいな!(# ゜Д゜)」

「そうですよ!!何でこえかけないんですか!」


そう二人が書き込むと、


「デートしてるみたいだったのでなんか悪いな~と思ったでヤンスよ。」


といわれ


-えっ!-


とセフィロこと未歩の声が隣から聞こえてきた。

そしてドラグは話を続けた。


「なのでどこ行くかなって受けたクエスト調べたら火山だったからベテラン集めて簡単な同じクエストを受けたンだわさ!」


ん?もしや・・・


「ねえ、ドラグさん・・・?」

「簡単なクエストって・・・?」


俺とセフィロのふたりで聞いてみると・・・


「フレイムドラゴン討伐だよ!たっのしー!」


予想が当たった俺たちは


「「お前の仕業か!この大バカリーダー!!」」

「いたっ!」


と二人でドラグをどついたのであった。



次回予定はアナザーストーリです。

二人ぶんなので本編二~三週まっててください。

ちなみにあの方です。

次週、空いてしまうかもしれませんがよろしくお願いします。

那祢でした。

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