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サブストーリー第四話未歩編「友達って?」

こんばんわ那祢です。

ただいまの未歩のストーリーは前半、後半となっています。

いじめが嫌いな人には辛いと思いますが・・・

よろしくおねがいします。

時刻は放課後。

今、私はトイレの個室の中にいる。

状態はずぶ濡れの状態。

多分一時間以上はたったと思う。

何でこの状態になってるのかと言うと・・・


-登校中-


バスの中でかなり変なサラリーマンに出会った。

彼は『チェインリングス』が好きらしく私の持っている雑誌を見て話し掛けてくるぐらいだ。

その彼がバスを降りてから話が始まった。


「貴女、何に話をしていたの?!」

「えっ?清里さん!」


いきなり後ろから誰かが話しかけてきた。

振り返るあまり会いたくない人がバス内で話しかけてきた。

彼女は清里猫音だった。

そう、いじめのリーダーである。


「だから何を話をしていたのか聞いているのです!」

「えっ、私が最近遊んでいるゲームの話をしていたのですが?」

「ゲームの話ですって?」


私は素直に答えた。

清里は嘘が嫌いな人だから。

だが、それが火種になってしまった。


「私の好きなあの方がゲームであんなに盛り上がるはずがありませんわ。」

「だから本当ですって!」

「どうせ素敵なあの人が気になったから声をかけたに違いありません。」


-このひと、全く話を聞いてくれない-


そのまま一方的な言い争いをしているとバスが学校がある終点に到着したらしく皆、バスから降りていく。

バス内で私と清里の二人のみ。


「未歩、あとで覚えていなさい!」


清里はそう言いながらバスを降りていった。


「だから勘違いなのに・・・」


何されるのか怖いので学校にいきたくない。

でも行かないと勉強についていけなくなる。

私の両親は二人とも仕事のため長期家に帰ってきていない。

その為、塾や家庭教師をお願いしてもなかなか許可が降りないので学校の勉強が大切なのだ。


「学校にいきたくない・・・」


そう言いながら私はバスを降りた。


しばらく歩き、十五分ぐらいで学校に着いた。

私は靴を履き変えるため下駄箱を開くと上履きがなくなっていた。

私は近くのゴミ箱を調べると中にわたしの上履きが入っていた。

いじめの時のワンパターンなのですぐわかった。

上履きを履き教室に向かった。

階段を登り二年B組の教室に着く。

教室に入ると私の机に張り紙が沢山張ってあった。


『泥棒猫』

『男に見境ないのですね』

『死ね』


など書いた紙がいっぱいあった。

これで三回目である。

一回担任の先生に提出したけど先生は


「簡単な悪ふざけですね。気にしないでおけば止めますよ。」


なんて言って話を聞いてくれなかった。

多分、相手が清里だから言えないんだと思う。


私は机に張ってある紙を剥がした。

そして教室の恥でチラチラ見ながらにやにやしているグループを見つける。

清里が、率いるいじめのグループだ。

私は気にしないで椅子に座った。


「いたっ!」


周りのクラスメートがこちらをみる。

私は立ちあがりざぶとんの中を調べると椅子の座布団には2つ画ビョウが入っていた。

遠くでクスクスと笑い声がした。

多分、彼女らの仕業だろう。

これは今まで無いいじめだった。

彼女らはそれを見届け彼女らは教室から出ていった。

そして担任の先生が来てホームルームが始まった。


「起立、気をつけ、礼!」

「では出席を確認・・・」


そして十五分ぐらいでホームルームが終わった。

そしてチャイムがなり授業が始まる。

私は先程の事を思い出した。

悔しかった。


-やり返せば?-


自分から手を出しても多勢に無勢。

こちらが悪いと言われるだけだよ。


-先生に言いに行くのは?-


先生に言っても絶対に信じてもらえない。

何故ならリーダー、清里の家はこの学校にかなりの寄付をしているから。

学校は味方になってくれないはず。


-友達の千鳥、卯月に相談してみては?-


相談すれば確かに助けてくれるはず。

でも、ちーちゃんやうーちゃんを巻き込みたくない。

ターゲットは自分だけでいい。


-学校行かなければ良いのでは?-


学校行かないと授業に遅れてしまうし親に連絡が言って迷惑をかけてしまう。


授業中、私は色々と考えてみた。

でも答えは出てこなかった。


そう考えている内に悪夢は私にどんどん近づいていった。


未歩編後半予定です。(確実)

主人公にどういう風になって会うのか。

うーん。考え中です。

次回もよろしくおねがいします。

那祢でした。

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