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サブストーリー第一話???編「好きすぎて・・・」

恋キャラではなく濃いキャラ。

一週間ぶりの那祢です。

こんな人いない。

そう思いたくも書いてみると「ゾクッ」とします。

また楽しんでもらえれ名前ばうれしいです。


「はふぅ・・・最高・・ 」


私は一息を吐いてゲームを止めた。

今日一日充実した日だったな。

最近、残業が多くゲームではなかなか会えなかったからな~。

チェインリングスで好きな人と遊び、好きな人とチャットをしたりいっぱいしたい。


私は手帳を開き、写真を見ながら思い更ける。

私はバイジャ様のことが大好きです。

優しいし格好良いから。

それだけじゃない。

スケルトンをヘッドショットで決める冷静さ。

皆をまとめられないリーダーに代わって指示する所もステキ!

そして、回りをよく見ていてピンチに駆け付けてくれるあの王子さまみたいな瞬間がたまらない!


「あぁ~バイジャ様、私のハートはキュンキュンしちゃうよ~。」


いつも彼はゲーム内で私の心を鷲づかみにする。

会話も紳士みたいに柔らかくとってもいい。


好き。

好き好き。

好き好き好き。

好き好き好き好き好き好き。


「ああ、バイジャ様、大好きすぎちゃう・・・」


ついつい口から出ちゃった。

彼を好きすぎてたまらない。

もう、私の一部と同じぐらい。

絶対、チェインリングス内で旦那様になってもらう!


でも最近、ダメオタクなリーダが新人を入れたせいでその子にかまって私をあまり相手にしてくれないの。

彼女をフォローするのが多くて忙しいみたい。

薬草をつかって回復をしてあげてる姿は気が狂いそうになっちゃう。

なので私、彼女にすごく嫉妬してます。

あんな子、早くギルドからでていけばいいのに。


「本当、いなくならないかな。」


戦いの隙があったときにセフィロに個別チャットをしてみた。

バイジャ様の事をどう思っているか聞いてみたけど彼女的にはまだ気持ちが入ってない感じ。

でもあのままだと絶対にバイジャ様を好きになるはず。

私の旦那様に手は出させない。

絶対に浮気はゆるさない。

好きになったら許さないんだから・・・


えっ?

結婚してないから旦那様じゃないって?

彼を知ってるのゲーム内だけだろうって?

いえ、実際に私は彼と結婚しようと思っていますよ。

彼、「高根拓巳さん」と。


出会いは一年半前ぐらいかな?

彼がバス内で痴漢と間違われたとき。

警察に話をしているのを近くで見ていたの。

一生懸命に警察に話をしている姿はかっこ良かったな。

一目惚れしちゃったの。

まあ痴漢されたと言ってたのはうちの学校の子みたいだったので二日後、呼び出ししてシメた。

「私の旦那様に罪状つけるつもり!?」ってね。


でも、その日の学校帰りの電車で再び彼に会ったの。

まさに運命的でしょ?

私たち、出会うために生まれてきたのよ。

その時、ゲームのチラシを見ていてチェインリングスで遊んでいることがわかったの。

そのあとも数日間、バスの中で「月刊チェインリングス」を買って見ていたことも。

こっそりキャラ名を偶然聞いて名前の人をかたっぱしから調べ、ゲーム内でやっとの思いで出会えた。

一緒に遊んでいる内にこの人を独り占めにしたい気持ちが押さえられなくなり、学校を卒業して彼のいる会社に入社した。

ゲーム内以上に彼は私に優しく、時には厳しく教えてくれたり。

一緒に営業回りをしたり一緒にご飯食べたり。

仕事もゲームも彼がいるから楽しいのっ!


「だから絶対渡さない。もっと振り向いてもらうんだ。」


私は拓巳さんだ~いすき。

私の宝物。

そして、私の彼氏に絶対にする!


あっ、時間だ。

私は寝る準備をするため手帳をとじる。

さて、何時キスされても大丈夫なようにしっかり歯を磨こう。

私は洗面台前に立った。

歯ブラシに歯みがき粉をつけながら一言。


「あいつ、休んでくれないかなー。」


少し先輩面をするあいつを思い出す。

そうすれば拓巳様と営業も一緒なのに。

私は少しイライラしながら歯を磨き始めた。


でも、明日も拓巳様と会える。

いっぱい頑張ろっと。

明日こそ二人でご飯にいくんだ!

歯を磨きながら五分たち口の中をよく濯ぎ終わった。

さあ、寝よう!


えっ?

私はだれかって?

名前いってませんでしたか?

私は「芦川凉子」ですが、なにか?




次回は本編に戻ります。

ドラグさんの話はまた何時か。

次回も頑張ります。

那祢でした!

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