サブストーリー第三話未歩編「気になるひと?」
那祢です。
書き途中寝てしまいました。
新たに修正したのでお願いします。
今回は少し短めの未歩のストーリーです。
彼女の気持ちの変化がどうストーリーに関係するのか。
今回も楽しんでもらえればうれしいです。
皆さん、おひさしぶりです。
セフィロこと市川未歩です。
私が『チェインリングス』をはじめて約二週間半たちました。
ドラグさん直伝、地獄のレベル上げをクリアーしてやっと皆さんの仲間入りが出来る強さまでになりました。
今は色んなクエストを受け装備製作用の素材集めをがんばっています。
さて、話は変わりますがゲームをはじめてから少し変わったことがあります。
最近、私へのいじめが少し減り、過ごしやすくなりました。
無くなりはしないですけどね。
理由の一つはたぶん私が『チェインリングス』をはじめて部活や先輩達との交流が減ったからだと思います。
「ねえ、未歩。このあと練習あるんだけどでない?」
「すみません、先輩。最近、家での用事が沢山あってなかなか出れません。」
「そう、わかったわ。また誘うわね。」
と断るようにしています。
ちなみに沢山の用事はゲームなので嘘はついていません。
それと二つ目はいじめのリーダーが誰かに恋したみたいです。
どうやらエリートサラリーマンらしいです。
グループのリーダーは・・・
「運命の人に出会えたの。」
「凄く優しい方でしたわ。」
「私の肩をポンポンしてくださいました。」
「待ち伏せしてみましょうか。」
など言って回りの女子たちと盛り上がり中。
好きになられた方、御愁傷様です。
彼女はかなりしつこいですよ。
なぜなら長期に渡って私をいじめていますから。
私は現実的な恋愛はしばらくご遠慮しています。
リアルじゃない恋愛はあるのかって?
そう、私の気になる人はゲームの中だから・・・
私の気になる人はチェインリングスのゲームの中にいます。
決まった時間にいて、クエストには必ず着いて来てくるあの人。
私がミスをした時もフォローをいれてくれる優しいひと。
二人の時は個人チャットを使って色々会話もします。
彼はサラリーマンでそこそこ頑張っているらしい。
最近では大きい仕事を受け持って大変らしいです。
あと、上司が苦手とも言っていました。
上司の長い会話のせいでクエストに行くのが遅くなり謝られたことも。
自炊はできるけどコンビニの弁当がメインとか唐揚げ弁当が美味しいとかお勧めしていました。
何気ない会話から伝わってくる彼の優しさ。
時には先生のようにわからない教えてくれる。
時には優しいお兄さんみたいにかまってくれる。
そして、私の慣れないタイピングを待ってくれる。
ただ彼のそれだけが私の人間不信を癒してくれます。
もし住所を聞いたら絶対遠くでも会いに行ってしまう。
なので私はゲームの中の人として好きになっています。
そう私に言い聞かせています。
千鳥と卯月にもいってないわたしだけのひみつ。
今のところ彼を気になっているのはトガリさんだけなので頑張って彼女より先にバイジャさんとゲーム内夫婦になります!
それが私の今のところの目標です。
おやすみなさい。
ー彼女はそう日記に書いてから布団に入り就寝した。ー
次回は・・・
サブストーリー第2弾です。
名前をあげませんが怖い人間の話です。
自分でもかけるか心配なくらいです。
次回を・・・おたのしみに?
那祢でした。