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第百話???編「その後・・・・」

お疲れ様です!

那祢です。

今日は拓巳のその後のストーリーです。

主人公は・・・・?

またあとがきで。

ー 数十年後 ー


「おーい!狼牙!」


下で親父の奴が呼んでいる。

ふざけんなっ!

行くわけねぇだろ!

俺はシカトをしている。

本日はキャンプの日。

なんか親父と母がゲームで仲良くなった人たちと定期的に集まる会だとさ。

だが俺はいきたくない!

アイツらがいるから!


俺も子どもの時から行ってるけどあの龍って言う中国人のおじさん。

毎年アイツに怖がらされる。

だから行くの嫌なんだよなぁ。

で、前に言われたのは


「家に一人でいると知らない奴が家に訪れてきて無理矢理さらわれる!」


とか


「巨大化女性が畑道から出てきて追いかけてくる!」


とか。

最近は・・・・・・


「一人でVRMMOのギアでゲームをしてると謎の少女が出てきてゲームの世界に連れてかれる!」


なんて言うんだ。

・・・・・

うん。

今怖くてやっていない。

親父の時はVRってゴーグルしかなかったが今では神経まで繋がるものになっているから。

マジで怖いから。


「真剣や本気って書いてマジとは読みません。真実って書いてマジだよ。」


ってお母さんがいってたなぁ。

あっ!

母が言ってた!

・・・・・・

話が脱線した。

なのでアイツらがいるので俺は行きたくない!


あと、アイツの娘も困る。

名前は恋っと言って可愛いが・・・・・

少しセクシー過ぎるんだよな。

高校生でキャミソール!

中三男子特有の思春期真っ只中の俺には刺激が強すぎる!

そして大人っぽい。

海に行って皆で遊んだ時なんて・・・・


「すみませーん。お一人ですか?」

「君って何か光るものがある!アイドルに・・・」

「何かのモデルさんですか?」


など言われてた。

ちなみに彼女は・・・・


「カレシが怒るのでお断りします!」


と片言だけどしっかりで言って断っていた。

彼氏・・・・

誰なんだろう?

聞いてみると


「子どもにはわかりません。大人じゃないとね。」


と誤魔化された。

なにから言うと「大人」

まだまだ子どもですよ!


次に優吾おじさんの娘の丹香。

近所にすんでいて凄くテンションが高く明るい。

しかも情報通で色々知っているからなんでも聞いていた。

最近は俺の昔話からふられた武勇伝をクラスで言うので困っている。


「狼牙が告白する前にした髪の毛を直すポーズ!」


なんて事をクラスで披露するぐらいだ。

ちなみに内のクラスで流行って挨拶がてら真似をするぐらいだ。

違うクラスの女子にまでバカにされ・・・・

今ではあまり学校に行きたくない。

そう言えばアイツ、自分のことは話したがらないな。

なんでだろう?


「俺の好きなあの子のタイプは?誰が好きなのか?」


を聞いてからから冷たくなったし・・・

あの時怒らせたと思い反省している。

ただ毎朝バカにしに家まで来るのが参る。

親に仲良しアピールかっ!


最後に虎おじさんの娘の莉徐沙。

年下だがアイツもヤバイ!

子どもの頃だが結婚式ごっこした時のことをしっかり覚えていて


「あたちはあとじゅう、たてばけっこんできる。」


といい続けて今では・・・・


「あたし、あと三年で狼牙のお嫁さん。あはっ!」


となっている。

・・・・・・・・

確かにゴッコはしたけど婚約はしてないと伝えたが・・・・


「約束守れないのは駄目だよね。破ったら許さないよ?」


・・・・・・・・・

彼女、可愛いけど違う意味で後がないんだよ!

裏切ったら殺されかねない。


そうこうしている内に


「まだか!狼牙!」


親父がやって来た。

鍵をかけた扉は空かないはず!


ー ガチャリっ! ー


「なっ!」


扉が開けられてしまった!

どういうことだ!

動揺している俺に親父は


「お前、ここの扉マイナスドライバーで開けられるの知らないのか?」


知らなかった!

まさに盲点だった!

親父が近づいてくる。

うっ!怒られる!

そう身構えたときだった。


「なあ、何か行きたくないことがあるんだろう?俺にだけ言え。内容によっては行くのを無しにしてやるよ。」


そう肩に手を置かれ親父が言った。


そして親父に今思っていることを全て話した。


「ふぅ。お前も女難の・・・・。まあわかった。今回は好きにしな。俺たちだけで行く。ご飯は作れなければカップラーメンにしなさい。」

「焼きそばは?」

「あれはパパのだから・・・まあ、ひとつなら良いぞ?」


なんだか言っても優しい親父。

ありがとう。


「あと、その三人。お前のことが好きだから今のうちしっかり決めなさい。俺も後々後悔をする告白したからな。」

「えっ?」


驚く俺。

嫌われてるんじゃなく好きだから?

じゃあ、恋の大人って意味は早く大人になれって事?

大人しか分からないって・・・・?

丹香の物真似の原因は嫌がらせではなくて俺を構いたいから?

俺の好きな人を聞いたのは確かに失礼だ!

莉徐砂も冗談ではなく本気ってこと!


俺の頭がグラグラしている。

そんな俺の頭を親父が撫でる。


「頑張れ!ママと鈴には知恵熱で休むと伝えておくから。しっかり悩みな。そしてまとめておきなさい。」


そう言い親父は頭から手を離す。

頭を撫でる優しい手を名残惜しく感じながら俺は頷いた。


「おい鈴、お兄ちゃんお熱あるから休むってママに言っておいて!」

「えー!おにい、来ないの!?なら私も!」

「鈴は元気だから行くの!お前の彼氏も来るだろ?」

「あっ!ひろくんね!パパは・ん・・・し・・・る・ね・・・・・・」


だんだん声が遠ざかる。

そして一人二階に上ってきた。

お母さんだ。


「狼ちゃん。パパから体調不良って聞いた。ママも心配だから残る。」

「知恵熱だから。おでこに貼る奴あるから大丈夫だよ。三人で楽しんで来なよっ!」

「わかった。もし何かあれば携帯に連絡してね?」

「わかったから皆待ってるから行ってきなよ。」


母の背中をおして下に下ろす。

そして車まで押し込む

すると車のエンジンがかかる。

俺は急いで玄関前へ向かう。

顔を出すと親父と妹。

奥には心配そうな顔の母。

俺は元気に手を降り


「いってらっしゃい!」


と見送る。

出発をする車。

中で手をふる妹。

その姿が見えなくなるまで見送った。


そしてから俺は部屋に戻る。

三人は俺の事が好きだ。

だからあの態度。


「うーん。」


頭を抱えて悩む。

悩んでも答えが見つからない。

その時だった。

とても不思議なことが起こった。


【VRシステム起動】


いきなり部屋のすみにあったVRが光だしたのだ。


「なっ!」


驚いて声があまりでない俺。

そしてVRの光がまとまりだす。

それは一人の女性を完成させた。


「一人でVRMMOのギアでゲームをしてると謎の少女が出てきてゲームの世界に連れてかれる!」


前に脅されたあの話に似ている。

そう思った次の瞬間だった。


「あーっ!パパだ!ねぇっ!一緒に暮らそう!」

「えっ?なぁっ!!!」


光の女性は狼牙の腕を掴む。

そして次の瞬間、狼牙はVRの中に引きずり込まれた!


ー カタンっ! ー


落下するVR。

先程みたいには光っていない。

この中では小さい画面が見える。


龍の娘とパーカー姿の男性。


そして、


ー ブウンッ ー


VRの電源が切れた。


「ねえっ!狼牙いるっ?知恵熱でたって聞いたけどっ!恋さんちょっと邪魔です!」

「ちょっと丹香ねぇ、五月蝿い。寝てるかもしれないから!」

「看病ならお姉さんに任せて二人は帰りなさい。」


三人が駆けつける。

だが、そこに狼牙の姿はなかった。

探すが探すが・・・・・

誰も見つけられない。

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・


そして彼が見つかるのはその次の日。

だが彼はいままで会った狼牙とはちがう大人びた男なっていた。

体型は変わらないが。

ゲーム内の時間は外の時間と違い止まっているので何年間ゲーム内で過ごしたそうだ。

そして平和にして帰ってきたようだ。


「三人ともごめんね。探させて。」

「ま、いれば大丈夫だよ。」

「一日ですもの。心配してないでしゅ。」

「内容が内容ならね。お姉さんは信じてましゅた。」


動揺が隠しきれない。

そして、


「あと、数年間考えたんだ。」


俺は親父との約束を守る。

そう思ったときだった。


「おとうとーまた助けて!」


VRが光だす。

そして今度は四人が光に包まれる。

またか。

そう思いながら心が弾む。

この中で過ごす数年間。

色々成長できたから。

今度は三人もいる。

狼牙は期待に胸が膨らむ

そしてチェインリンクス2の世界に向かうのであった。

お待たせしました。

本日で完結です。

本当はゲームの世界につれて行かれてしまうエンドでしたが後味悪く少し足しました。

チェインリンク2に続く感ありそうですが今は考えていません。

長く書いて見て感想は

あんまり上手くないなっ!

そう感じています。

また、書き途中の作品を続けて書いていきますのでまだ見ていただけるならばそちらもお願いします。長い後愛読ありがとうございました。


追伸 次週休ませてもらいます。

   制作作品読み返しのためお願いします。

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