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第八十一話拓己編「いきなり龍妻?」

おはようございます。

那祢です。

今回は飛竜の続き。

人間の形になった飛竜の目的は!?

またあとがきで!

「はぁ?!」


頬にキスをされた俺はつい疑問視で答えてしまった。

何故いきなり俺はこの飛竜の旦那になるんだ?

むしろ、何でこちらの質問に答えられるのか?

NPCではないのか?

俺は出ない答えを一生懸命考えた。

考え中・・・・・

結果はでなかった。


「ねぇ、どうした?」


真剣に考え込む俺に心配そうに飛竜は問てきた。


「いや、何故あなたの旦那を倒したら俺があなたの旦那をしなきゃいけないのか考えていたんだけど。出なくて」

「ああ、そんなことか。」

「そんなこと?」


な、なん・・・・だ・・・と!?

旦那死んだのにそんなことで済ますだと!

そう思う俺に飛竜は答えてきた。


「私たちは龍種。強い奴に従うのが掟だ。お前は私の旦那候補を一人で倒した。それ以外何がある?」


いや、色々あるでしょ!

竜と人間だよ!?

最近は確かに獣人と結婚して子どもが生まれたケースもこのゲームにもある。

アニメや小説ではオークやゴブリンに捕まったくっ殺姫騎士や冒険者、村人なども妊娠して産んでいたのも聞く。

だけど相手は飛竜ですよ?

今は人間体だけどな!

じろじろ見る俺に気がつく飛竜は答える。


「ん?この姿に違和感があるのか?すまぬが私もこの姿しか知らなくてな。お前の好みじゃなかったか?」

「えっ?」


突拍子の無いことをいわれたので動揺する。

変えられる?

このゲームは自由度が高いゲームだ。

だが、その分キャラクターメイキングの素材がとあるRPGゲームより少ない。

雑誌の制作者コメントには


「その代わり防具が盛りだくさんでカバーしてます。許してください」


と書いてあったぐらいだ。

まあ、そのためグラフィックが軽くスムーズにいくのだが・・・


「君は色々なキャラになれるんですか?」

「君じゃなくリオラとよんでくれ。」

「えっ?リオラ?」


『ピッカー!!』


名前を呼ぶといきなり俺たちの回りがいきなり光だした!

あっ、某黄色くかわいいネズミキャラの台詞じゃないよじゃないよ!

話を戻す。


「ふっ、成立だな。」

「も、もしや・・・・・」

「そう、それが私の真名だ!聞いた、呼んだと言うことは今からお前は旦那様だ!」

「な、なんだって!!」


どうやら迂闊に呼んでしまったせいで飛竜との婚約成立してしまったらしい。

俺は自分の行為に後ずさる。

今日会った飛竜と結婚する何て嫌だった。

まるで悪役令嬢のいきなり婚約者を決められるぐらい嫌だった。


「すみませんが無かったことには・・・・・」

「できんな。」

「でも、婚約者のステータス欄には載ってはいないですが?」

「ふむ、そこに載るのは人間のみだ。龍種や獣人は載らん。」


この自信は嘘に感じられない。


「だから愛人とか第二夫人とかの呼び名がない。お前が人間の女を娶ったらそいつが載るが二人とも第一の奥さんだ。」

「それって、納得できるんですか?」

「むぅ?構わんよ君は二人とも愛す努力をしないといけないのだがな。」


それって無理難題だよ。

飛竜と人間。

感覚だって生態だって、むしろ寿命さえ違う生き物。

愛を平等なんて無理だよ。


「じゃあ、出来なかったら?」

「ジェラシーの塊で私はあちらこちらで暴れる。人間の方も・・・あれだ!皿が飛ぶ!ほうちょう?で刺される。」


またマニアックなことを知っているな。

雑学の塊だな。

あと回りを見渡したが逃げ道がない

俺一人でこの飛竜をどうにかできないし罠とか使い果たした。

覚悟を決めて強制終了するか!

すれば死亡したことでペナルティーを受けながらゲームを始めることができる。

ただ先程倒した飛竜のアイテムは手に入らないが。


俺は早速シャットダウンを使用とする。

ページを開き項目を・・・・なっ!?

俺が探しているページには・・・・今まで使っていたシャットダウンの項目が消えていたのだ。


「なにしているんだ?」


いきなり俺の後ろにリオラがいた。

ステータス画面は他人は見れないのでなに一人でしているか気になったようだ。


「いや、なにも・・・」

「なにも?」

「あっ・・・・」


片手を喉に手をおき顔を上に向かせる。

目が嫌でも会う。

VRしているので横を向けば目が合わなくなる。

でも、目が外れなかった。

いや、外せなかった。

それは鎧からはみ出そうなあれ。

そんなものを大きいものを胸に抱えているからだ

あっ、視線に気がついた。


「スケベ。」

「否定できない。」

「ふっ。素直で気に入った。」


そう言うとリオンは俺を片手で抱き上げくちづけをされた。

押さえる力が強く俺では逃れられない。

もう無理だ。

そんな覚悟をした俺にさらに悪魔が忍び寄っていた。


ー カランカラン・・・・・ ー


「あっ?」


石が落ちていく音がする。

どうやら山を上ってきている人がいるようだ。

そーっとそちらをうかがうと・・・

その人たち登ってきた。

そしてこちらを見つけると・・・


「「「「えーーーー!!!!」」」」


声をあわせ驚かれた。

そこにいたのは先程別れ離れになったセフィロとトガリ、そして新たにゲイルとアバランがいたのだった。

好きになられるって辛いですよね。

全員と付き合える恋愛ゲームやエロゲーじゃないし。

むしろ一人一人フラないといけない。

つらいな。

次回は女子側の話を作ります!

またよろしくお願いします。

那祢でした。

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