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第七十六話拓己編「リアルでもゲーム内でも慌ただしい。」

こんばんわ。

那祢です。

今回はやっとゲームの話。

三人で行くクエスト。

何が起きる?

またあとがきで。

俺たちはコンビニで食べ物やおやつを買い、家に戻りVRを開始した。

部屋に入るとしばらく芦川が部屋を物色し始めた。

・・・・が


「やらないなら置いて行く!」


と俺に注意されゲームを渋々することにした。


チェインリンクスのオープニングが終わりはじまる。

俺はいつも通りベッドで起きた。

たまに違う場所で起きる場合があるがいつもは家のベッドだ。

俺は軽鎧に着替えたりアイテムを揃えていると


ー トントン・・・ ー


ドアをノックする音が。


ー ガチャ ー


俺はドアを開ける。

前に説明したがこのゲームは勝手に人の部屋に入ることはできないのだ。

それが分かっていたようで扉の前で待っていたようだ。


「お待たせしました。待たせちゃったね。」

「いえ、暇つぶしして待っていたので大丈夫ですよ。」


待っていたのはセフィロだ。

どうやらドアの前でずっと待っていたようだ。

待ちきれずノックをしてしまったらしい。

ちょっと構ってみるか。


「本当かな?」


俺はそう言って彼女の顔を覗き込む。

じっーと覗きこむ。


ー サッ! ー


照れているのか顔を背けた。

やっぱ嘘をついていたらしい。

じっくり覗きこむので恥ずかしくなったようで


「そんなに見ないでください。」


弱気に答えた。


「じゃあ正直に答えてよ?」

「だって・・・・」


キャラクターがもじもじする姿。

その反応を見て俺は少し萌えた。

するとセフィロの後ろからローブを着た魔法使いが歩いてくる。

早足だ。


「おっまたせしました~!」


芦川ことトガリだ。


「ところで何で二人。いちゃついてるんですか~?」


そう問いかけてきた。

見ていたようだ。

キャラクターは笑顔だが・・・・・

笑顔なんだがプレッシャーがとてつもなく強いのだ。

怒っているようだ。

浮気現場をみられた旦那の気分だ。

俺は早速言い訳を言おうとする!


ー ギュッ! ー

『いっ!!!』


俺の太ももに激痛を感じた。

誰かにつねられている。

多分位置的には芦川こと、トガリだ。

さすがVR!

飛び抜けるリアル感が・・・・

いや痛いだけだからいらないよ。


「どうかしましたか?」

無言の俺にセフィロは不思議になっていたようで聞いてきたようだ。


『いや、何でもないよっ!』

ー ギュッ! ー


またつねってきた。

これ以上言うなってことか。

一緒の部屋にいるので文章を出す言葉で伝えただけなのに。

そう思いながら仕切ることにした。


「さて、準備オッケーということでいいのかな出発するよ?」


俺は二人に聞きながらギルドに向かった。

宿から出て歩き出すと


「ところで何を倒しに行くんですか?」

「そうだわ。対象を聞いてないわね~。」


質問が来た。

あっ!そうだ!

対象物のことを説明するの忘れていた!

俺は二人に伝えることにした。


「今回は大型のドラゴンを一匹討伐するって言う クエスト。上空で飛んでいる時は魔法と弓矢で落として地上では双剣と短剣や魔法でダメージを与える人数がいれば簡単なクエストだよ。場所は森だけど 近くに廃墟とかがあったり盾になるものがあるから そういうのを使えば簡単って攻略本に書いてあったから。」

「私たち3人で倒せるクエストですか?」

「もちろん大丈夫だよ? 上級クエストじゃないし。」

「でもバイジャさん不運ですからね。」


不運。

そう俺は不運スキルを持っている。

ゲーム内のスキルではない。

そうリアルラックと言うやつだ。

前回のアバランの襲撃や謎の暴漢の襲撃や痴漢と間違えられるなど。

なので必ず何かイベントが起きることが多いのだ。

今回は何もないければいいのだが。

俺はそう思いながらたどり着いたギルドでクエストを受けた。


「おーい。バイジャ」


俺の後ろから誰かが声をかけてくる。

俺は振り返った。


「なっ!」


そこには俺の知っているやつが立っていた。


「なぜあなたが!?」

「会いたかったぞ!バイジャ!」


そうそこには完全武装したドラグが立っていた。

ドラグが待っていた。

だがなぜドラグが?

仕事は?

どうなる次回。

またお願いします。

那祢でした。

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