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サブストーリー第一話未歩編「学校」

クリスマスからお正月までいそがしいです。

なのでいつもより遅くなってしまいました。

すみません。

今回はあの方の話です。

拓巳君はあと一週おやすみします

次回が気になるかたお待ちくださいませ。

私の名前は市川未歩。

高校二年生で今月、十七歳になりました。

性格は皆からはしっかりしていて嫌いなものは嫌いという性格だと言われます。

確かに自分でも殺伐としているとは思っていますけど。

私の特徴は目が糸目で背はクラスの女子と比べると高く、いつも列で並ぶとき後ろの方に並んでいます。


それと私はスポーツが好きです。

勉強をするより体を動かすことが大好きです。

一応弁解しますが勉強もやや上の成績です。

部活は陸上やバレー、バスケットボールなど色々やってみましたがあまり夢中になれるのがなく転々してヘルプなどたまにしています。

なので色んな部活のヘルプをしているので三年生の先輩たちと仲が良いです。


でも、それが私の悩み事になっています。

私は今、同級生の女の子グループからイジメの対象になっています。

理由は・・・


「サポートの仕方、あの子みたいな感じだといいのにな。」

と女子バレー部のキャプテン。


「ごめん、今、気になってるやついるんだ。えっ?誰って?あの子。」

と告白を断る男子バスケットボール部の人気の先輩。


「う~ん。あの子みたいに出来ればな~。」

と私と比べる陸上部の先輩。


又聞きなので正確かはわかりませんが先輩たちが二年生に言った話だそうです。

その為、今、私は学校の下駄箱に着いたのですが私の上履きがはいっていません。

多分隠されたようです。

昨日は手紙にて『先輩に近寄るな!この巨人。駆逐されろ!』とかかれてました。

少しへこみました。

その前はユニホームに着替えていたら部室に閉じ込められました。

その日は友達に電話して助けてもらいました。

そんなことが度々あるので聞いてみたら虐められているとわかりました。

そのため私は友達の千鳥と卯月以外は信用できなくなっています。

こういう時は先生や先輩に話した方がいいのかな?

大会目前なのでやめたほうがいいかなと思う。

ならどうしたら良いのだろうか?

私は千鳥と卯月の二人に相談してみました。


まず、ちーちゃんこと千鳥からは・・・


「もう、貴女は部活をひとつに絞らないからこうなるのですよ。ひとつの事に絞りなさい。あと先生に言うべきです。そんな部活大会出れなくて良いと思いますわ。だから・・・」


といっぱい叱られました。

そのあとぎゅ~と抱き締めてくれました。

いつも厳しいですがたまに優しいから好きです。


うーちゃんこと卯月からは・・・


「なら誰かと付き合っちゃえば?彼氏が出来れば流石に色々いわれないでしょ?未歩っちって人気あるし。ねっ?」


と笑顔で言われました。

因みに色々な話を教えてくれた情報通です。

理由がわからない時にすぐ内容を教えてくれました。


今日一日のことを家で考えてみた。


確かにちーちゃんの言っていることはわかる。

そこまで全部のスポーツが好きじゃないから。

むしろ水泳が好きです。

だからそこまで頑張る必要がないと思う。


うーちゃんからの恋人をつくるのは悪くないと思いました。

でも部活の先輩や同級生、下級生に好かれていると言われても恋愛対象とは考えられません。

因みに私の学校は男子が二、女子が八の女子が多い学校です。

そのためモテたくてスポーツをしている人もいます。

真面目にしない方に好かれても少しも嬉しくありません。


そんなことを考えているとふと目の前にあるものに気がついた。

それは最近購入した少し高いパソコン。

あまり使用していないのでDVDを見るときや調べものをするときに使っています。

新しくパソコンを購入したのでネットゲームをしてみようかな?

ふと、一年前ぐらいを思い出してみた。

あれは確かバスの中だったような・・・


「VR・・V・・R・・えぇっと。ばーちゃるりありてぃい?」


会社員の男性が携帯で調べ物をしていて発した声だった。

私はバスのシートでちーちゃんたちと話していた時だった。

いきなりの声で私はその会社員をつい見てしまった。


「マジでしらないのかよー。」


と同じ学校の男子が。


「ばーちゃるりありてぃい?だってさ。」


うーちゃんが笑っていた。


「卯月、やめなさい。誰だって解らないものがありますわ。しかも解らないもの調べて覚えようとしている。素晴らしいとおもわないの?だからあなたは・・・」


千鳥ことちーちゃんにうーちゃん、小さく注意されていたな。


確かそのあと調べものをしていた会社員の男性は少し恥ずかしそうにしていたなー。

でも、もういちどそのチラシを眺めていた顔はなんだか輝いていた。

ゲームに魅了された感じだったな。

そして、その会社員の男性は次のバス停で降りてしまった。

そのゲーム、私もはまれるのかな?


「よし!私もやってみますか!」


私はパソコンを立ち上げてそのゲームを探し始めた。


「確か、英語でチェインリングスだったような?」


ネットで見つけた私はすかさずダウンロードをした。

それが私とチェインリングスの出会いだった。


誰かはばれてるかもしれませんが・・・

次回も未歩のストーリーですのでよろしくお願いします。

那祢でした。

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