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禁断の肉塊
本当に美味しかったんだ•••もうあの上質な肉は食べれない。
「またいつでもおいで、待ってるから」
もう何度目だろう?この夢を見るのは•••
いつも同じ所から始まる。それはいつもどこかの街の橋の上から始まり、ふと前を見ると巨大な森があるのでした。
行ってはいけない雰囲気が漂う森なのに足が勝手に進んでしまいあっという間に森に入ってしまいました。しばらく進むとそこには誰も使っていない廃墟があり、もうだめだ近づいちゃいけない、でも夢のはずなのにその廃墟からはとても良い匂いがしていたのでした。それはまるで学校から帰ってきて母が作るハンバーグの様な食欲のそそる匂いでした。