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アンネローゼ☆修羅の如く☆

作者: 牧田望嗣

(すいません。まだ大まかな構想だけです。時間がないので、このまま投稿します)

主人公の騎士「ユアン」は魔法にも通じる変わり種。しかし、一介の布衣の士であるユアンは使えるべき主君を持たないいわば素浪人。仕えるべき主君を求めて魔法に理解があると思われる「雪の女王」の元を訪れるが見るからにみすぼらしいユアンはけんもほろろに追い返されてしまう。

そんな彼が次に訪れたのはアンネローゼの治めるシュネーケン城。しかし、アンネローゼは魔法の鏡を駆使して、政治に悪口を云う人間を見つけ出し牢屋にぶちこむなどの、恐怖政治を行っていた。それを知ったユアンはついアンネローゼの悪口を口にしてしまう。たちどころに見つかり、アンネローゼに捕まるユアン。しかし、アンネローゼの前で「国の悪口を言う者は国の宝」と堂々と主張する。その言葉に感じ入るものの簡単に赦しては示しがつかないので、村はずれの魔物も出るキッカシータの森に家を与え、そこに住むように命令。しかし、こっそり妖精を通じて魔物除けの為に竜翼のローブを与える。

その年の冬、隣国の「雪の女王」がシュネーケン城に侵攻。魔物を自在に操り、かねてより恐怖政治を敷いていたアンネローゼはあっさり雪の女王に敗北。這う這うの体でキッカシータの森に逃げ込む。追いすがる魔物から逃げるアンネローゼを助けたのはかのユアンであった。

二人で匿ってくれそうなラプンツエルの元へ向かうが、ラプンツエルの城は雪の女王に返り討ちに遭い落城していた。落胆した二人はキッカシータの森へ。そこで落ち延びたラプンツエルと、そのラプンツエルの道案内をしているリーゼロッテと出会う。

4人はどこに落ち延びるか相談するが、残るはシンデレラしかいない、との結論に至る。

しかし、シンデレラにとってアンネローゼはいわば政敵。このまま雪の女王に引き渡してしまうことも考えたが、ユアンは雪の女王がシュネーケン城を手に入れ、なおかつアンネローゼの持つ魔法の鏡も手に入れれば、シンデレラ様でも止められないと説得。シンデレラはそのまま匿うことにする。

ほどなく雪の女王はシンデレラに「アンネローゼと魔法の鏡を渡せ」と脅迫。シンデレラの城に豪雪を降らせるなど様々な嫌がらせを引き起こす。住民はアンネローゼを匿っているからだと噂し合う。

シンデレラの心が揺れているのを見て、自分もいつか引き渡されると感じたユアンは雪の女王の元へ逃亡。雪の女王は竜翼のローブを着たユアンを一流の魔法使いと勘違いし、そのまま自分のそば近くに仕えさせる。着ているのはこのまえの自分と変わらないのに服装だけで、全く対応の違う雪の女王に半ば呆れながらもそのまま雪の女王に仕える。

ほどなくユアンがいつの間にかいなくなっていることに、アンネローゼは大騒ぎするが、そんなアンネローゼ達を、シンデレラは拘束。雪の女王に引き渡す。

雪の女王はアンネローゼを引き渡したシンデレラをシュネーケン城で歓待。シンデレラはアンネローゼ達と魔法の鏡と共に何百もある酒樽を貢物として渡した。魔物たちは大喜びし、酒宴を執り行う。雪の女王は手に入れた魔法の鏡をにぎにぎしく玉座の後ろに配置する。

その早朝、ユアンが捕えられていたアンネローゼ達をこっそり救い出し、雪の女王の弱点は夏の太陽だと告げる。酒樽にはシンデレラの兵が隠れていたのだ。全てはシンデレラとユアンが計画した作戦であった。アンネローゼ一行は雪の女王を倒すため、女王の寝所へと向かう。

ほどなく反乱に気づいた雪の女王は玉座の間で、激しい攻防戦を行う。魔法の鏡の前で、雪の女王が仁王立ちとなったのをみはからい、アンネローゼが「鏡よ、鏡。この世で一番まぶしいものは何?」と問いかけると、魔法の鏡は真夏の太陽を映し出す。一気に魔力の落ちた女王にラプンツエルが火炎放射でとどめを刺す。雪の女王は煙となって消える。

シュネーケンはアンネローゼの手に戻った。アンネローゼは以前の恐怖政治を改め、大いに国の悪口を言える「議会」を作り、国の安定統治に努めた。


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