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添乗員はガイドではありません。

 「わたし、見た目でわかると思いますが、この国の者ではありません。で、元の世界では添乗員をしてます。添えるに、乗るに人の意味の員という文字を私たちの国では当てています。」


「なるほど。添乗員って侍女?街あるきもするぐらいなら、従者に近いのか。」

「でも荷物もちできるほど、強靭には見えないけど。」

「もしかして、専属メイド?一緒に旅行も、それは、ご主人さまが羨ま。。。」


 勇者さまが語りはじめると回りから唖然な空気が。。。


「セオが、人を羨むっていった!?」

「王妃・王子にまで羨ましく思わせるほどの、財力・知力・権力・剣力・美貌力。」

「あらゆる力をもってるセオが羨ましいなんて言葉を使う日が来るとは。。。」


 ん?話が全く斜めな方向に?しかも皆さま発想が完全お貴族さまの世界なんですけど。


「今、わたしの国は貴族社会ではなくて、」

「貴族相手でないのなら、旅の案内人ガイド?」

「添乗員はガイドではありませーーーーーん!」


 あ、つい、つい、日本で毎日心のなかにため続けていた言葉が。。。


 添乗員が、旅程管理人という役割を本業としていて、旅の企画販売者の意向を汲み取りつつ、現地ガイド等とも調整し、時間管理という観点からみると、暴れ馬のごとき参加者おばさまグループをなだめ操り、旅を無事に完了させる。

 しかも、お帰り際アンケートで満足度100%が当たり前なんて言われるとっても、高難易度くつうきわまりないなお仕事であることを皆さまに説明する。


 あ、少しルビに本音が・・・。おーほっほ。


 

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